朝食中今日が母の日であることに気づきまして、そう言えば「たらちね」以外に「母」の枕詞があったような・・・あ、「ハハソハ(コナラ系葉)」だと。万葉時代には「ハハソ葉の母、チチ(イチジク、イチョウ系)ノ実の父」とペアで使われていたようですが、後代単独でも用いられる世になったような気がします。
これは何としてもハハソハを見なければならん!という訳の分からない衝動にかられまして、開店準備もほっといて探索すること30分、滝ヶ谷公園にてそれらしきものを発見!・・・ドングリがなっていないこの時期、ボクの乏しい手掛かりは、縦に亀裂の入った幹で、ギザギザの葉先、枝かららせん状に出てる葉、この時期なら下に向かって咲いているであろう花ぐらいのもので、頼りないことこの上ないんですが、大きく言えばブナ科ですし、万葉当時でもミズナラ、カシワなんかもまとめてokだったようですので、まあ細かいことは言わないということで。
星のゐる夜空のもとに赤赤とははそはの母は燃えゆきにけり 斎藤茂吉
想像する大正二年五月、山形県金瓶村での母の素朴な野辺の送り。今年はいつも以上に胸に迫ります。
これは何としてもハハソハを見なければならん!という訳の分からない衝動にかられまして、開店準備もほっといて探索すること30分、滝ヶ谷公園にてそれらしきものを発見!・・・ドングリがなっていないこの時期、ボクの乏しい手掛かりは、縦に亀裂の入った幹で、ギザギザの葉先、枝かららせん状に出てる葉、この時期なら下に向かって咲いているであろう花ぐらいのもので、頼りないことこの上ないんですが、大きく言えばブナ科ですし、万葉当時でもミズナラ、カシワなんかもまとめてokだったようですので、まあ細かいことは言わないということで。
星のゐる夜空のもとに赤赤とははそはの母は燃えゆきにけり 斎藤茂吉
想像する大正二年五月、山形県金瓶村での母の素朴な野辺の送り。今年はいつも以上に胸に迫ります。