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アジャパーINインド【「インドありがとう」を言いたくて】

2012-02-02 13:53:58 | アジア

【アジャパーINインド「インドありがとう」を言いたくて】★★★★★5星

長期インド滞在中の私に、1月半ばに大手出版社のY編集長からメールが届きました。
インドのインターネットが不安定だったので、あちこち探して「インターネット・カフェ」で
依頼記事を送信しました。

世界中どこにいても私は絵本関係の仕事ができると実感できました。
みんなで書評した本が3月には書店に並びます。

私には30年位前から気になることがあります。

今回も空港や海外あちこちで、現地の方々に大変お世話になりました。


依頼文書の私の書き始めは
「インドありがとう・・・・・」です。

この気持ちが、大勢の人と交わることになると思うからです。
先日、Facebookにも書きましたが・・・(転載します)

今日は、日本大使館の日本人会の企画でのインド国立博物館見学に便乗。
インドで超有名なマルホトラ・泰子先生の講義付き。
泰子先生にいいねって言ったら、「おいで!」って誘われて超ラッキー。
ペイズリー柄の起源とか、ガネーシャ神のことなどインド歴史5000年の造詣の深さに感動。
2週間前に、雑誌FIGAROでインド極楽という特集に載っていたケーララに行ってきましたが、超極楽。
その記事をコーディネーションされたのが、YASUKO・MALHOTRAさんです。
博物館の帰りに、近所のイタリア大使館のレストランで、食事して私は超が兆個の極楽を味わいました。
寒さに震える日本国のお友達、ごめんね!】

私が国立博物館から出たら、大勢のインドの学生が長く整列し入館するところでした。
国立博物館が良かったので、「インドありがとう」の気持ちを込めて「はーい!」って言ったら、
全員が握手を求めてきて、100人以上に挨拶できました。
「日本に来てちょうだいね」って言いながら握手すると、数名の子は戻ってきて握手を求めてきました。
中学生くらいでしょうか? 清楚な制服を着ていました。可愛いです。

どんなところでも日本のアピールができますので、外出は楽しいし、チャンスです。

博物館の中で、奇妙な3人に会いました。
お坊さんです。一番有名な展示品の周りをまわりながら拝んでお経を唱えていました。
目立ちました。
私は笑顔で、挨拶しました。
瞬間ですが、お友達になり、写真を撮らしてもらい、名前をノートに書いてもらいました。
絵文字のような可愛い文字です。始めて観ました。

チベットの有名なお坊さんで位が高いとお付きの人の説明でした。
高僧ダライ・ラマに近い方だそうです。
出会ったことに「ありがとう」と、最後まで友人でいました。

日本が地震でダメージを受けていますので、いろいろな国の方々に感謝の気持ちで接することが、
とても重要だと考えています。私にはそれくらいしかできませんが実行可能です。

30年前の中南米転勤の時に、日本人同士の会話の中に、メイドさんに厳しい目で当たっている日本人に出会いました。
毎日通うメイドさんのバックの中までチェックを入れているマダムもいました。

テロ予防で空港やモールやホテルはカバンを赤外線で見たり、身体検査は当たり前の世界ですが、
そんな下品なことを家庭に持ち込むなら、メイドさんを使わない方がいいと考えている私です。
私は30年前に使ったメイドさんが性格のいい子だったので、勉強しなさいね、と言って夜に専門学校通学を勧めました。
私たちが本帰国したら、そのメイドさんは、会社の事務員になりました。
そして、数年後、税理士と結婚し、幸せだという、手紙を日本に送ってくれました。

私は嬉しかったです。
今でも思い出すと、彼女の成長ぶりに涙が出ます。
肌の色が黒かったけど、教育が充実すると幸せになるんだと、実感しました。
雇い主の私も幸せでした。

私は夫の海外転勤についていく時に、今までの職をあきらめるしかありませんでした。

そういう場合、主婦は宙ぶらりんです。海外生活は刺激があるけど、本帰国後
の私の姿を想像して、
滞在中も、頑張っているメイドさんに負けないように私も専門性を磨こうと努力しました。
メイドさんに刺激されました。

インド生活や海外生活を営んでおられる方々に、メイドさんになめられるからと、必要以上に厳しくしていると、しっぺ返しが来るかもしれません。
どうぞ、そのメイドさんを育てるつもりで、雇ってあげてください。
盗まれたものなどは、いつか買うことができますが、失われた心は戻ってきません。

博物館鑑賞後立ち寄ったイタリア大使館で料理を運んでくれたインドの若者がおでこに宗教的な意味合いの赤い印を塗っていました。
すかさず、褒めました。その後のサービスは良かったです。

瞬間に心をつかむことが大事でしょう。私もそんな海外生活を続けたいものです。
これは「主婦が日本育て」のはじめの一歩ですね。たくさん歩きたいですから、日本のために何ができるか心配しています。

「アジャパー。そんな心のユトリないわよ。自分の子を育てるので四苦八苦しているのに、」
「どんなに塾に行っても勉強しても早期教育しても、無駄ですよ。子供たちが一番観察しているのは、
ママのその国に対する、感謝の念とメイドさんへの接し方ですからね」

「アジャパー。そうか。メイドさんがその国の一番の味方ですね。ほな頑張りまっさー」

メイドさんが教えてくれたことも多いと思います。
インドの方から多くを学んで、日本の復興につながって行けばいいなあって願っています。

「インドありがとう」って言いたくってインドに居させてもらっています。

 


★☆♪★☆みんな光ってみんないい★☆♪★☆
             滝井なみき

♪世界中 日本育てよう 復興めざせ ありがとうネット ♪  

TTT

 

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素晴らしいです (M.H)
2012-02-02 17:58:22
日本を離れて、インドに滞在して、
たくさんのありがとうを感じることができるなんて、素晴らしいと思います。
外から日本を見ると、育った日本をもまた、好きになれるのでしょうね。
毎日、いろんな出会いがあり、明るく元気にE表現をされていて、本当にすごいと思います。
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感動♪ ()
2012-02-24 03:09:52
盗まれたものはいつか買うことはできるけど、失われた心は戻ってはこない

懐の深さ、思いの大きさに感動しました。私も見習いたいです。

お話を伺っていると日本でないどこかへ行ってみたくなります。
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