【児童虐待! 昔話が 防止策】
児童虐待の件数が昨年度12.2万件 5割が『心理的虐待』と厚生労働省が発表しました。その前の年より約2万件の増加です。
社会意識の高まりによる通告の増加が背景にあるそうで、15年7月に導入した24時間体制の共通ダイヤル「189」からの通報も多いというニュース
でした。
★★★★★★★
社会に児童虐待の関心が出てきた証拠と思います。
無視できない人が増えてきたのでしょう。
厚労省の方々のおかげです。
半数の6万件以上が 心理的虐待です。
性的虐待は 1622件です。
絶対あってはダメです。
0件を目指さねばなりません。
私が今まで児童虐待の相談を受けた中では、虐待する大人の方の多くは、学業を立派にこなし、まじめで優秀な方が多かったです。
また、虐待するのが母親が一番多いというのも、怖いです。
母親は若い時の充実した仕事のキャリアを捨てて、理想の子育てを目指し、自分の思うようにならないと、虐待してしまうそうです。
虐待し始めると止まらないようです。また、
密室の核家族で止めてくれる人が居ませんし、なかなか表面化しません。
絵本の講座に参加されて、私にカミングアウトして泣き出します。
ですから、12.2万件のすそ野は広いです。
子どもの小さな心はどんなに苦しんでいるでしょう。
放置すると、虐待された子どもが思春期にいじめの渦中にあるというローテーションをくり返すと思います。虐待の連鎖をくい止めたいです。
ここで、解決策を考えてみたいです。
最大の解決策が「絵本の読み聞かせ」です。
特に昔話は虐待に遭わないように子どもたちの将来を心配した身近な大人からのメッセージですから、何度でも語ってあげましょう。
昔話には「身体的虐待・心理的虐待・ネグレクト・性的虐待」の解決策が盛り込まれています。
きっと昔話を活用するだけで、児童虐待数は半減するでしょう。
怒りでイライラした母親が読み手になったら母親の怒りは静まります。
怒りながら声を出して字を読むことは難しいですから。
「絵本療法」です。
読み手の大人も聴き手の子どもにも有効です。
苦しい子どもの心を楽しさに導きます。
だから、私は読書運動を続けさせていただています。
♪児童虐待 昔話が 防止策♪
♪みんな光ってみんなE♪
ナキ(滝井なみき)