ワールドカップで日本チームが敗退すると途端に関心が薄れるように、高校野球もまた地元選抜チームが負けると興味を失う。特に北海道選抜は良くてベスト・エイト、ともすると一回戦で敗れるケースが多かったが、ここ2、3年は駒大苫小牧高校の大活躍で甲子園から目が離せない。惜しくも三連覇は逃したが、駒苫ナインの健闘は素晴らしいもので拍手を惜しまない。
マイルス・デイヴィスの58年の名盤「マイルストーンズ」と、枕の野球がどう繋がるのか?このアルバムにジョン・ルイス作の「ツゥー・ベース・ヒット」が収められている。これでようやく話が繋がる。(笑)クラシックの素養があるルイスの曲は格調高いが、ジャズ・チューンとしては地味であまり目立たない。レイ・ブラウン作の「ワン・ベース・ヒット」に呼応するこの曲もマイルスが取り上げるまで、広く知られることはなかった。
タイトル曲「マイルストーンズ」のインパクトが強くて、「ツゥー・ベース・ヒット」は印象薄いが、これがなかなかの好演だ。マイルスはこの曲が余程気に入ったらしく、同年のニューポート・ジャズ・フェスティバルでも演奏していた。ジャズ喫茶ではタイトル曲の面をかけるので、レコードのA面一曲目だと思っていた。B面一曲目と知ったのは随分後のような気がする。CDで聴くと4曲目になるので、最初にCDを聴いたときは、違うアルバムかと思ったくらいだ。刷り込まれたイメージはなかなか拭えない。
このアルバムでもポール・チェンバースの力強く「ブーン」と呻るベースが小気味良い。ツゥー・ベース・ヒットを打ったバットから唸る「カキーン」もまた小気味良い。
37年ぶりという決勝再試合の最終回は1点を追う展開だった。あと1点は来年の楽しみか。「半分に千切れぬものか優勝旗」という句が口をつく。
マイルス・デイヴィスの58年の名盤「マイルストーンズ」と、枕の野球がどう繋がるのか?このアルバムにジョン・ルイス作の「ツゥー・ベース・ヒット」が収められている。これでようやく話が繋がる。(笑)クラシックの素養があるルイスの曲は格調高いが、ジャズ・チューンとしては地味であまり目立たない。レイ・ブラウン作の「ワン・ベース・ヒット」に呼応するこの曲もマイルスが取り上げるまで、広く知られることはなかった。
タイトル曲「マイルストーンズ」のインパクトが強くて、「ツゥー・ベース・ヒット」は印象薄いが、これがなかなかの好演だ。マイルスはこの曲が余程気に入ったらしく、同年のニューポート・ジャズ・フェスティバルでも演奏していた。ジャズ喫茶ではタイトル曲の面をかけるので、レコードのA面一曲目だと思っていた。B面一曲目と知ったのは随分後のような気がする。CDで聴くと4曲目になるので、最初にCDを聴いたときは、違うアルバムかと思ったくらいだ。刷り込まれたイメージはなかなか拭えない。
このアルバムでもポール・チェンバースの力強く「ブーン」と呻るベースが小気味良い。ツゥー・ベース・ヒットを打ったバットから唸る「カキーン」もまた小気味良い。
37年ぶりという決勝再試合の最終回は1点を追う展開だった。あと1点は来年の楽しみか。「半分に千切れぬものか優勝旗」という句が口をつく。
輸入盤LP「マイルストーンズ」は、全6曲で
「Two Base Hit」はA面のトリでした。
私にとってこのアルバムは、「ビリー・ボーイ」と
「Straight No Chaser」がお目当てだったので、
聴いた回数はA:B=1;10くらいでしょうか?
当然「Two Base Hit」の印象は余りありません。今一度、聴きなおしてみましょう!
> ベイシーの初来日というと71年でしょうか。
いえ、多分60年代半ばかと。
ベイシー・オーケストラに日本の原信夫と#&♭の
共演という豪華な企画で、場所はどこか大きな
コンサート・ホールだったようです。
MCのいソノてルヲが「敗戦の焼け跡から復興して
こんなことが実現するとは!」と校風気味に
まくし立てていました。
ところで、夏の甲子園決勝戦の引き分け再試合と
いうと決まって37年前の三沢高校大田投手のことが
引き合いにだされますが、その10年前にも
徳商の板東投手がやってるんですね!
そう、今はお笑いに転身している元中日ドラゴンズの
板東英二氏です。
板東さんが甲子園で優勝した年に作った、
大会通産奪三振83個という記録は、今も
破られていないんだそうです。
いやぁ、naru さんもボタンダウン愛用しておられましたか。私も高校生の頃、このジャケ写を見て、黄色のボタンダウンを一度だけ着ました。えっ、フツー何回も着るだろうって。颯爽とこのシャツを着て、当時付き合っていた彼女の元へ・・・「似合わない」・・・この一言で二度と手を通すことはありませんでした。その後はフツーの白シャツの襟元を緩めて、少し腕を捲るスタイルにしました。これをエヴァンスのヴィレッジ・ヴァンガード・スタイルと一人で悦に入っておりました。似合うかって?この彼女には振られましたので、感想は聞いておりません。(笑)
25-25 さん、今日も暑かったのですが、湿度は低く北海道らしい暑さに変わってきました。
板東さんが元プロ野球選手だったことは知っておりましたが、その10年前にも再試合で、板東さんが投げていたのは知りませんでした。それにしても奪三振83個という記録は凄いですね。三沢高校の大田投手もテレビで見かけますが、すっかりオジサンになってしまって・・・当時アイドルだったとは思えんなぁ。(笑)今年のアイドル大賞は、青いハンカチの王子様で決定でしょうか。
やはりお二人とも、B面派でしたか。A面ラストの「ツゥー・ベース・ヒット」を憶えていないのも無理ありません。私もこの盤をリクエストしたとき、A面B面どちらと訊かれ、「マイルストーンズ」はA面と思い込んでいるものですから、迷わずA面と答えました。かかったのは・・・「ドクター・ジキル」・・・この時に初めて「ツゥー・ベース・ヒット」を聴いたくらいですから。(笑)
私も皆様同様、「ツゥー・ベース・ヒット」には、あまり注目していませんでした。
3月のジャズ鑑賞会の為、このアルバムを何回も聴いているうちに、だんだんと良さが分かってきました。
何回も聴いていたアルバムなのに「ツゥー・ベース・ヒット」の良さがわかったのは、今年の3月です。(笑)
では、では、
大会通産奪三振83個という記録は、今も
破られていないんだそうです。
徳商の阪東、魚津の村椿の延長18回引き分け、
翌日再試合の名勝負は、昭和33年夏の大会の
準決勝でした。(訂正)
勝った阪東英二さんも、翌日の決勝戦では
あえなくノックアウト。
「そらぁもう、立ってるのがやっとの状態やった・・・」
と、何かの番組で述懐なさっていた記憶があります。
もしそれで何か事故があったら、今なら
間違いなく管理責任を問われるでしょうね。
翌日再試合の名勝負は、昭和33年夏の大会の
準決勝でした。(訂正)
すいません、板東VS村椿名勝負は、準々決勝でした。
初日18イニング(25奪三振、大会記録)、翌日9イニングを
一人で投げ(村椿は翌日は控えに)、
更にその翌日の準決勝でも完投して3-1で
勝利、14奪三振とのこと。
さすがに決勝戦では、力尽きたようでしたが。
鉄腕というに相応しいですね。
1枚のアルバムには、ベストトラック、お気に入りの曲があるものです。ともすると見逃される曲もじっくり聴くと、良さが分かることがありますね。中には1枚のアルバムの体裁を整えるため、録音日もメンバーも全く違う曲を入れたものがありますが、困りものです。「ツゥー・ベース・ヒット」も入っている「マイルス&モンク・アット・ニューポート」は、二人が共演しているのかと思いきや、同じジャズ・フェスに出たときの音源というだけで何ら関係ない。おまけにマイルスは58年、モンクは63年となると何じゃあこりゃですよ。可笑しな対決ですが、内容が良いから許しますか。(笑)
25-25 さん、度重なる訂正ありがとうございます。
あの暑い中、連続投球はそれこそ立ってるのがやっとの状態だと思います。ハンカチ王子も田中投手も大したものです。将来二人がプロで対決する日もあるのでしょうね。楽しみです。
こういうの、よくありますよね。
「いや、意外な共演!」と思って喜び勇んで
鷲づかみにしてゲットして、帰って聴いたら
別のセッションだったっていうの。
以前Xanadu から、
「East~West Controversy/Hampton Hawes~Paul Chambers」
というアルバムが出て、「おお!こりゃ楽しみ」と
ゲットしたら、ホーズのLA録音のセンッションと
チェンバースのNY録音の音源が片面ずつに
入っているだけで、拍子抜けだったのを思い出します。
ちなみに、板東投手ですが、同年にプロ入りした
王選手には意外にも1本もホームランを打たれて
いないんだそうです。
王さんには一度お会いしたことがありますが、意外に小柄なので驚きました。握手をしていただいたのですが、グリップ力が強いのにビックリしましたね。世界の王さんも板東さんとは馬が合わなかったのでしょうか。
曲者ドン・シュリッテンのザナドゥのゴールド・シリーズには珍しいものがありますが、アルバム単位で発掘できないものは無理やりカップリングしているようです。ホーズとチェンバースが共演していても可笑しくはないのでしょうが、やはり馬が合いませんか。(笑)
紳助には、
「あのオッサン、敬遠ばっかりしとったんとちゃうか?」
なんて、揶揄されてましたけどね(笑)。