ここに来て、ビニャーレスもロッシに同調するかのようにチームを攻め立てる。
「10ケ月間も同じことを言い続けている。グリップがないんだ。全てにトライしているけど、最終的には
同じ問題の繰り返し。加速しないんだ。これは電子制御が働かないことを意味する。」
ロッシも糾弾。。。
「昨年の9月から同じことをヤマハに言っている。トラクション不足の原因は電子制御にあると。
にも関わらず、ヤマハは尽力してくれない。」
ここに来て、ヤマハワークスのお二人さんは相当、怒り心頭のようで。。。
確かに前戦ヘレスの中段グループでの走りを映像で観る限り、とても自信のある走りには観えず
何処かビクビクしながらコーナーを旋回するM1機がそこには有った。(因みにザルコもいつもよりは劣っていた)
しかし、その原因が果たして「電子制御」だけによるものだろうか・・・。
ワークスライダーの二人が言うのだから間違いはないんだろうけど、予選でのタイヤチョイスの
二人の異なり方を観ていると、ロッシが言うライダーの体格差や好みがあるにしても、あまりにも
異なり過ぎる。
昨年は未だ前半戦は速かったヤマハM1機。
今季はその前半戦すら散々で、ホンダやドゥカティに一歩も二歩も遅れをとっているように見えるヤマハ。
ヘレスでの居残りオフィシャルテストの結果もパッとせず、トップタイムのザルコ(ヤマハサテライト)よりビニャで0.4秒落ち
ロッシに至っては1.0秒近くも遅い。そして、引き続きムジェロでのプライベートテストへ。
ここでも、電子制御には未だ手を加えていない・・・。
ワークスの二人がヤマハを攻め立てる中、次戦ルマンはザルコの地元。
ここでもワークス勢よりザルコの方が速かったらどうする?、ロッシ・・・ビニャ・・・。
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