スタートでいつものように先頭に出て逃げ切り態勢に入るマルティン。今回、一応は3列目からのスタートで
順位を上げたバニャイア。しかし、混戦グループ内でマルケスの邪魔に会ったりで先頭グループに追いついたのは
レースも終盤。2番手を走っていた柿色ビンダーがマルティンを一旦、抜くも僅か1ラップで抜き返されてしまう。
ラスト2周の最終コーナーでバニャイアが一気に2台を抜こうとするも失敗。そのままラストラップもマルティンが2台を抑え
トップでチェッカーを受ける。
その後、ラストラップに柿色ビンダーがトラックリミットを犯し順位を降格。バニャイアにとっては幸いの2位へ繰り上げ。
今回は他にもペナルティとして5位でチェッカーを受けたエスパー・アプがタイヤ空気圧の違反2回目で3秒加算の8位降格。
トップでチェッカーを受けたマルティンも今回、警告を受けているため今後のチャンピオン争いに影響を及ぼす可能性が大である。
では決勝結果。。。
これで首位バニャイアとのポイント差13ポイントのマルティン。残り3戦、スプリントと決勝での優勝ポイントが111ポイント残っている
ため、現在3位のベッチェッキまでがチャンピオン争いの対象となる。
尚、サテライトチームのライダーがチャンピオンを決めた場合は500cc時代であれば2001年の「ナストロ・アズーロ/ホンダNSR500」での
V・ロッシ以来2人目となり、motoGPになってからは初の快挙となる。
尚、次戦マレーシアGPは11月12日が決勝です。