土花吉&与太吉

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侍が去り陥落のホンダ

2021-06-16 | 【motoGP】

前戦カタルーニャでオリベイラが優勝した折、KTMのピットではまるでテストライダーのペドロサが勝ったかのように

彼を称え、彼に割れんばかりの拍手を贈っていた。

優勝したオリベイラもクルーに迎えられる折、真っ先にペドロサの元に駆け寄り「ダニのお陰で勝てた」と礼を言う。

正直、今までこれほどテストライダーが注目されることも珍しいと思う。

そんな「侍」ダニ・ペドロサ。

ホンダから侍が去った2018年の翌年2019年に、その侍がホンダのV型4気筒RCV機と特性が良く似た

KTMのRC16機のテストライダーに就任した折、個人的には「コレってKTMもペドロサも本気だわ」と思ったと記憶する。

彼がRC16機に初めて乗った時の感想は厳しいものだったと聞く。その振動は酷く決して勝てるバイクではないと。

体格的には相当不利な状態でGPを戦ってきた彼が先ず目指したのは「〇〇に特化」したマシンではなく

全てにおいて優れたマシンを開発することらしい。

その「〇〇に特化」とは、マルケスにしか乗りこなせないRCV機のような「ライダー特化」であったり、

このサーキットだけは速いみたいな「コース特化」であったり、コーナーリングは速いだのストーレートは速いだの

そんな特化全てを否定し「全てにおいて万能なマシンを開発すること」らしい。

果たしてそんなマシンを造れるのか?と思うのが普通であるものの、彼なら出来るのでは?と思ってしまう不思議さ。

160センチにも満たない体で、車重160キロに300馬力ものエンジンを積み350キロものスピードで走る化け物を

史上最も美しいと言われたライディングフォームで、まるで教科書のような走りをみせる彼だけには出来るかもと。

 

一方のホンダ。その侍が去った後のホンダはというと「マルケスに特化」をし続けたツケが回ってきてこの有様です・・・。

 

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コメント (2)
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