先日の「あくまでもウチは建築士事務所なのでお間違いなく。。。」とは裏腹にやはり?・・・木工。
実は「showa 土花亭」でも少し前までこんなことを→ハバナ型涙の滴時計
多分、この大型丸時計の以前の所有者が修理したのであろう部分の先ずはダメ出し。。。
丸枠の寄木の形が全く合ってないし塗装もペンキでコテコテ。
こちらの下の方のエッジも同じく全く合ってない・・・。
ガラス押さえの寄木枠もダメでボンドで押さえてある始末。
ってことは将来、ガラスを交換する折の事は無視?・・・。
早速、解体です。ボンドを切り、何とかガラスを外し後はひたすら魔の「Gボンド」との格闘。
何故「Gボンド」なんか使うのか理解しがたく、ニカワとは言わずともせめて木工用ボンドで直して欲しいところ。
解体した後はその木片を再利用し整形して行く。
因みに今回、このために彫刻刀を新調!(小学生みたいに少し嬉しがる土花吉(笑)
粗方、形を合わせてところで組んで、古い塗装も剥がしながらサンドペーパーで削りながら馴染ませてゆく。
少し歪ではあるけど素人木工ではこんなもんかと。
白太の部分が今回の修理部分で赤身の部分が元の部分。(まるで骨接ぎ状態)
後は濃いめの「オールナット系塗料」で色合わせしてゆく予定で「木工工房」は終了(笑)