団塊太郎の徒然草

つれづれなるままに日ぐらし

千葉の劣化ウラン管理倉庫 震災コンビナート火災で「危機一髪」

2011-07-05 20:34:43 | 日記

東日本大震災で、千葉県の石油化学コンビナートが大規模な火災に見舞われ、隣接していた劣化ウラン保管施設の一部も燃えていたことが分かった。施設の火災は1日で鎮火し、放射性物質が漏れることもなかったという。

劣化ウランといえば、湾岸戦争などで兵器の原料として使われ、現地の住民に深刻な健康被害を及ぼしたという見方も出ている。火災が長引いていたら、あわやの事態に陥っていたかもしれない。

砲弾や「MOX燃料」としての用途

石油コンビナート近くに劣化ウランが(写真はイメージ)
石油コンビナート近くに劣化ウランが(写真はイメージ)

コスモ石油千葉製油所(千葉県市原市)では、震災当日の2011年3月11日から液化石油ガス(LPG)タンク付近で火災が発生し、3月21日に鎮火するまで燃え続けた。6月30日に開かれた千葉県議会総務防災常任委員会で、委員の質問に対して千葉県消防課では、この火災が製油所に隣接するチッソ石油化学五井製造所にも延焼したことを説明していたことが、取材で分かった。さらに、ここには劣化ウランの保管施設があり、火災で建物の一部が焼けたという。

当時、同製造所を管轄していたチッソは2011年3月14日、火災が「飛び火」してきたことを認めたうえで、震災翌日には鎮火し「有害物質の発生もありませんでした」と発表したが、劣化ウランについては触れていなかった。

劣化ウランは、天然ウランから濃縮ウランを生成した後に出る、言わば「残りもの」だ。金属としての密度の高さが特徴で、医療用の放射線の遮断用に使われたり、戦車の装甲を貫く砲弾のような兵器に用いられたりすることがある。プルトニウムと混ぜた「MOX燃料」としての用途も考えられている。

しばしば取りざたされるのが、兵器としての「劣化ウラン弾」による放射能汚染だ。米軍が湾岸戦争で使用し、イラク戦争でも使われたとされる。戦場となったイラクでは、大量の劣化ウラン弾が撃ち込まれた結果、がんを患う病人や障害を抱えた子どもの増加が報告された、という報道もある。劣化ウランは重金属としての毒性が強いうえ、放射性物質でもある。水や空気が汚染され、被ばくで多数の人に健康被害を及ぼした可能性がある。

ドラム缶33本分を40年以上も保管

劣化ウランを保管しているチッソ石油化学五井製造所は原発とも、兵器の製造とも無縁だ。2011年3月31日に、チッソからJNCが同製造所の運営を引き継いだJNCに取材すると、昭和40年代に「ブタンガス」を製造するために使われた触媒の中に、少量の劣化ウランが含まれており、それを今日まで保管している、と明かす。

文部科学省の資料を見ると、1969年7月に国の許可を得て劣化ウランの使用を開始したが、3年後の72年にはストップしている。劣化ウランよりも優れた代替品が見つかったのが理由だ。現在まで保管している量は765キログラムで、200リットル入りのケミカルドラム缶33本分に相当する。

JNC総務部によると、ドラム缶33本分の「劣化ウラン入り触媒」は、放射線管理区域となっている倉庫の中にある、厚さ50センチほどのコンクリート製のプールに、水を入れない状態で保管されていた。隣接するコスモ石油の火災で受けた影響は、「建屋の外側が燃えた程度」で、初期消火で炎が拡大するのを防げたと説明する。

「劣化ウランが触媒に含まれる量は数パーセント程度」とJNCは話すが、微量とはいえ放射性物質が存在しているのは事実で、鎮火が遅れてドラム缶がすべて燃えていたら「大変なことになっていた」と肝を冷やしたようだ。

使い道のない劣化ウランを40年にもわたって保管しているのは、「(国内に)処理する施設も場所もない」(JNC総務部)ためだ。6月には保管施設を新築したが、従来の建物の立地と比べて、火災が起きたLPGタンクから離れた場所を選んだという。


共産党・小池前参院議員「松本大臣発言は部落解放同盟の地金」

2011-07-05 20:31:38 | 日記

 辞任を表明した松本龍復興担当相の発言をめぐり、共産党の小池晃・前参院議員は2011年7月4日、ツイッターで松本氏の出自について言及しながら批判を展開した。

小池氏は、松本氏の発言を

「内容も口調も人間として最低。大臣はもちろん国会議員の資格なし」

と批判した上で、

「『書いたら終わりだぞ』というマスコミ恫喝は、解放同盟の地金が出たものでしょう」

と続けた。松本氏が解放同盟の副委員長を務めていることを引き合いに出したものだ。

さらに小池氏は、

「いわれのない差別がまかり通ってきた旧地区でも長年の住民の努力で同和問題は基本的に解消。不公正で乱脈な同和対策を続けること自体が新たな偏見を生みます。解放同盟による無法な利権あさりを許さず同和行政の完全終結を!。『解同』に対する批判を『差別』だというのは完全なスジ違いです」

と、解放同盟への批判を展開した。解放同盟と共産党は、1960年代後半から対立関係にある。


おむすび通貨---卸小売商社の中間マージンを農家に渡して成り立つ農業を!

2011-07-05 08:30:21 | 日記

http://www.f-money.com/

物々交換局

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物々交換局は2010年3月に設立された任意組合です。

 

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物々交換局の活動理念

-現代社会の閉塞感-

 明治維新以来、工業化を目指した日本では“発展”や“変化”が時代のキーワードでした。しかし、社会の利便性が高まり、安楽な暮らしを多くの人が享受できることとなった今、生態系の破壊、食糧自給率の低下、地域社会の崩壊、文化の衰退といった暮らしの根幹に関わる問題が顕在化し、社会は閉塞感で覆われています。今や時代のキーワードは“持続可能性”へと変化し、私達は変わらない永続的な社会モデルを模索し始めています。

 

-いのちの記憶喪失-

 日本人が1日に食べるお米の値段は100円程度といわれ、自動販売機で買えるコーラよりも安い値段で日本人1日分の主食がまかなわれています。農協の玄米買い取り価格は60kgあたり12000円程度、スーパーマーケットでは10kgあたり3500円程度でお米が販売されています。お米がこのような価格で取引されているために、農山村では農業が成り立たなくなって農家が超高齢化し、耕作放棄地の拡大とともに過疎化が進んでいます。特に、水には恵まれていても広大な圃場での耕作ができない里山では、大型耕作機械を効率よく使えないため耕作放棄地が年々拡大し過疎化が止まりません。荒れ放題の竹林や放置人工林に変わり果てた棚田を日本中の農山村のいたるところで見かけます。一方、下流域での大規模農業を支援するために数多くのダムや河口堰が造られ、農薬と化成肥料と石油を大量に使用する慣行農法の拡大によって多くの漁場が失われました。これらは生命と分断されたお金によって全ての価値を計るようになった私達がそのことによって生命世界との結びつきを失ってしまったことがもたらした持続不可能な現実ではないでしょうか。

 

-生命世界と結ばれた暮らしの再生-

 物々交換局は、生命世界と結ばれた暮らしのオープンネットワークメディアとしておむすび通貨を発行しながら、グローバル経済から自立した共同市場を形成していきます。私達人間の存在は人間以外の生物の営みとともにあり、他の生物種と対立しながら私達人間が存在することはできません。私達人間はあらゆる生物と調和していた暮らしを取り戻す必要があるのではないでしょうか。時計の針を戻すのではなく、追い立てられるようにして疾走してきた時の流れの中で見失ったものをしばし立ち止まって探し、社会全体の進路を考え直す時期に来ているのだと私達は考えます。

 

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 しかし、私達は現在の社会システムに慣れてしまっているために、現在の社会システムの枠組みの中でしか物事を考えることができなくなっています。私達は暮らしに必要な物やサービスを購入するために金銭を稼ぐ労働者・消費者といわれるようになりました。生活のあらゆる局面に金銭が介在し、金勘定無しには他者との関係を取り結べなくなっているかのようです。しかしそもそも私達の生活に必要なのはお金ではなく、お金によって得ている物やサービスです。私達の生活を豊かに彩るのはお金の量ではなく、他者との関係性や食べ物の美味しさや豊かな自然環境です。そして物やサービスの本当の価値は、他者との関係性も、食べ物の美味しさも、それらを受け取るひとりひとりが多様である以上、市場価格によって計ることはできません。さらに現在の経済システムにおいて、自然そのものや文化は価値あるものとして製造原価に組み込まれていません。そうであるにもかかわらず、私達は市場価格に換算してしか豊かさを計ることができなくなっています。そして、そのような私達の思考習慣が、市場では無価値とみなされている生態系や地域社会や文化を破壊してきたのです。 私たちは、思考習慣という見えない壁にはばまれて、どこまでも続く青い空のもとに広がる多様で美しい地平を見渡すことができなくなっているのではないでしょうか。

 

-ひとりひとりが創造する世界-

 おむすび通貨は日本円に換金することができない通貨です。そのためにおむすび通貨の価値を日本円で定義することはできません。おむすび通貨を担保する玄米の価値は、おむすび通貨を受け取る提携店毎に決められています。おむすび通貨を受け取る提携店が人間一人一人の存在や生命世界に想いをはせることによってその価値が決められるのです。そして、その想いはおむすび通貨とともに人から人へと伝わっていきます。

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物々交換局代表 吉田大

 

 

 

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