祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ プーチン大統領 「イスラム国」への空爆を批判

2015-02-14 00:40:00 | イスラム国


テロとは、政治的な問題を暴力によって解決することならば、世界最大のテロ国家はアメリカでしょう。そしてそれに加担する有志連合も同じですね。「皆で渡れば怖くない・・・」と同じなのが有志連合。

アメリカは空爆で一方的に攻め続けます。自国の兵隊から出る犠牲者を少なくするため。しかし、責められる側の一般国民がどれだけの犠牲者を出しているのでしょう・・・・手や足を無くした人も大勢います。住宅を壊され、生活を壊された一般人の国民は、将来をどのように夢見ればいいのでしょう・・・・

いままで共産圏であったソビエトは酷い国だと思っていました。自由経済主義のアメリカが最高と・・・・・でも、最近はどうやら間違っているのではないかと思います。金のためなら、戦争を平気で仕掛けるし、自国の経済のためならTPPで相手国を騙し、相手国の国民の健康や生命すら何とも思わない。

ロシアという大国があって、アメリカの暴走を少しは遅くしているように思えます。NHKニュースWebにプーチン大統領の発言があります。以下転載します。




プーチン大統領 「イスラム国」への空爆を批判
2月10日 5時07分

プーチン大統領


ロシアのプーチン大統領は、イスラム過激派組織「イスラム国」が勢力を拡大したのはシリアの反体制派を支援してきた欧米に責任があると主張したうえで、現在行われている空爆は、アサド政権の同意を得ていない非合法な行動だと批判しました。

プーチン大統領は、9日からエジプトを訪問するのを前に、エジプトの新聞とのインタビューに応じ、「イスラム国」がイラクとシリアで勢力を拡大したのは、「ひどく無責任な内政干渉と一方的な軍事力の行使の結果だ」と述べ、イラク戦争を主導したアメリカや、シリアの反体制派を支援してきた欧米に責任があるという考えを強調しました。
そして、アメリカ主導の有志連合による「イスラム国」に対する空爆について、「空爆だけで結果を出すことはできない」と主張しました。
そのうえで、プーチン大統領は「国連安全保障理事会の決議や、空爆が行われる国の同意もなく、非合法な行動だ」と批判し、「イスラム国」に対する軍なにを事行動を進めるには、国連安保理の決議や、ロシアが支援するシリアのアサド政権の同意が必要だという立場を示しました。
ロシアは、ウクライナ情勢を巡って欧米に対する批判を強めており、イスラム過激派への対応を巡っても欧米との溝が広がりつつあります。