祐さんの散歩路 Ⅱ

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・ 新潟知事、東電社長を批判

2015-01-09 20:52:26 | 原発事故
まともな政治をしている泉田知事(新潟県知事)が、東電の社長を批判していると報道されています。
自由経済主義も、単に利益のみに走り出すと、一般社会にとって害が大きくなる過ぎますね。巨大になるとその利益を使って、国会議員を買収し法律を勝手に変えてしまう。弱者に対して裁判に持ち込み、金で権利を勝ち取る。札束を使って、地方自治体を好き放題にする・・・・・世の中、アメリカの行き過ぎに反感を持つものが多くいることも良くうなずけますね・・・日本の東電も全く体質は同じ・・・・官僚の天下り先としての企業だからね・・・・・
以下。転載します。

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新潟知事、東電社長を批判 「原発事故究明に後ろ向き
朝日新聞デジタル 1月6日(火)20時47分配信

泉田知事

会談した新潟県の泉田知事(右)と東電の広瀬社長=新潟県庁


 東京電力の広瀬直己社長は6日、新潟県の泉田裕彦知事と会談した。広瀬氏が柏崎刈羽原発の再稼働に理解を求めたのに対し、泉田氏は「福島第一原発事故の原因究明に後ろ向きだ」と批判するなど、歩み寄りは見られなかった。

 東電は一昨年秋、原子力規制委員会に柏崎刈羽原発6、7号機の審査を申請している。広瀬氏は柏崎刈羽原発の視察も求めたが、泉田氏は「事故原因の究明が不十分社内処分もない。安全の議論のスタートラインに立てない」と応じなかった。泉田氏はこれまで、事故の検証と総括がない限り、柏崎刈羽原発の再稼働を認めない考えを繰り返し表明している。

 東電は7月までに、新潟事務所を新潟総支社に格上げし、約20人いる社員を増やす方針だ。地元自治体や住民の要望などに丁寧に対応していくことで、再稼働へ理解を得たい考えだ。

 東電の2015年3月期決算は、燃料費の抑制などコスト削減の徹底などで最終黒字となる見通し。数土文夫会長は昨年末の記者会見で、年内の電気料金の再値上げは見送る方針を明らかにする一方、柏崎刈羽が再稼働しなければ、16年3月期の黒字確保は厳しくなるとの見方を示している。(古賀大己)
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朝日新聞社