ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

元気の出る映画

2008-02-20 22:25:53 | 
「好きな映画はサウンドオブミュージックさ」

「どうして。わたしも好きだけど、反ナチス映画だから?」

「ばか言うなよ。そんな思想的な意味は無いよ」

「わたしは古都ザルツブルグやスイスの山々、そうした大自然の中で一生懸命に生きる家族の姿に元気付けられる。だから好き」

「へえ。意外にロマンチストなんだな」

「なによ。意外にはないでしょ」

「トラップ大佐が子供たちと和解する場面。そう彼が子供らと一緒に歌を歌い始め、マリアの解雇も撤回する瞬間。お前絶対泣くだろう」

「意地悪だね。泣きますよ。そこが一番いい場面じゃない」

「僕は、大佐が弾き語りで歌うエーデルワイスにじ~んときちゃうけどね」

「後半は手に汗握る。ナチスの追跡を逃れ、スイスに亡命する。ここも見所でスリルとサスペンスの連続。修道女がナチスの装甲車を台無しにするのには笑える」

「歌のコンクールでマリアと大佐、そして7人の子供たちがそれぞれに披露する歌は楽しいよね」

「そこでも大佐はエーデルワイス歌ってたな確か・・・」

「多分歌ってたね。」

「スイスの山々、確かに一度は行って見たくなるな。あれから20年以上経っているけど、あの辺は余り変わってないんだろうな」

「いつか行こうよ。お金持ちになって1ヶ月くらいヨーロッパを旅行しようよ」

「いつかね。いつか必ず行こう」

「ザルツブルグのあの丘でサウンドオブミュージックを歌いましょうね」

「いや、僕はエーデルワイスを歌うよ」

「へそ曲がりだね」

・・・・・・・   
・・・・・・
・・・・

などというような会話をかつてしたようなしないような。
元気が欲しい時には「サウンドオブミュージック」を観ると良い。
生きる力が湧いてくる。

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