アンパンマンかスーパーマンか

2009年12月27日 | Weblog
去年、孫が二人うまれ、賑やかになりました。
ふだんからよく来ていますが、正月は親もそろうので人口過密になりそう。
二人とも、一歳を過ぎてテレビの画面を興味深そうに見ています。
話の内容は分からなくても、雰囲気は伝わってくるのでそれなりに楽しそうです。
小さな子どもは、決まってアンパンマンが大好きです。上の孫は、アンパンマンなしでは一日が始まりません。そのお蔭で、私はアンパンマンのうたをずいぶん覚えました。もう20年以上前からアンパンマンは人気者のようですが、やなせたかしはすごいなぁと思います。
ところで、スーパーマンは私が子どもの頃、あこがれの的で毎週のテレビでの放映を楽しみにしていました。それから何代もスーパーマン役の俳優が変わりました。今もスーパーマンは人気者であることは間違いありません。
でも、なぜか、小さな子どもはアンパンマンが好きです。
なぜだろう。
何か、親しみやすいし、やさしそうな雰囲気だからでしょうか。
そんなハンサムでもないし、かっこよくはないけれどホンワカ暖かみがあります。
スーパーマンはハンサムでかっこよく、偉大です。でも、何かしら距離があります。スーパーマンには絶対、私たちはなれっこないのですが、アンパンマンなら何となく、空を飛ぶ以外はまねできそうな感じです。
厳しい修行に明け暮れ、一切の煩悩を克服して、偉大な悟りを開かれた仏様というのは、近づきがたい存在です。でも、まだ、仏道修行の見習い中のボサツは、ちょっとその気になれば、私たちでもまねができそうな感じです。
そういうわけで、インドでもボサツが人気者になったんだと気がつきました。
ちょっと周囲を見渡して、困っている人があれば助け、自分のできる範囲で人が喜ぶことをするように心がける、そんなボサツだったらなれそうな感じです。

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