日蓮聖人は予言者といわれています。
しかし、日蓮聖人は根拠がないのに未来の予測をされたのではありません。
ブッダつまり釈尊が遺されたお経文をただの呪文としてではなく、その意味するところを正しく把握され、そのお経文は未来の予言にほかならないと考えられました。
そして、そのお経文が現代について預言していることを取り出されて、ご自分のお考えの基礎とされたのです。
その釈尊の預言は、また、単なる思いつきでも脅かしでもなく、一定のルールというか法則に基づいています。
それは、因果律というものです。
ただ、釈尊の説かれた因果は、単なる自然科学、社会科学における因果の領域にとどまるものではなく、人間の運命、人間の過去、現在、未来にわたる因果の道理です。
要するに、人が幸せになれる、なれない、また、悟りを開けるか開けないか、あるいは、仏の境地を味わえるか味わえないかということについて、釈尊は説かれたのです。
これを応用して、日蓮聖人は個人の幸福論、人生論、哲学論にとどまらず、日本という国、閻浮提(えんぶだい)という言葉で表現された世界が、いかにしたら仏の国、幸福な世界に近づくかを提言されたのです。
まあ、そういう日蓮聖人のスケールの大きな展望から、この日本という国、また、今の世界を視野に入れて、今年がどうなるのか、この二十一世紀がどうなるのか占うとしますと、混乱は続くとみなければなりません。
その流れを変えるには、大きな変革が必要であるとも言えます。
世の中が行き詰まったとき、変革が必要なのは経済に関することだけではありません。経済や政治を動かしているのは人間なのですから、人間のあり方を問わなければ本当の変革は成り立ちません。それに大きく関連するのは、教育、道徳、宗教ということになるでしょう。
まぁ、話しが長くなりますので、とばしますと、結局は「法華経」の教えに従わなければ世の中はほんとうに明るくはなりません。
ともかく、法華経本門八品の教えをもととして、信仰生活を送れば、少なくともその人とその人の周囲は明るく変わってきます。
世の中の変革が行われ、すべてが良く変わっていって寂光浄土の世界を顕現するのが釈尊や日蓮聖人が教えを説かれた目的ですが、それに向かって励むうちに、知らず計らず、その人は幸せになり、寂光をわが身に感得いたします。
ずいぶん遠回りになりました。運命を好転するには、少しでも幸せを望むなら、寂光浄土・・・仏国土の顕現、建設をこころざすなら佛立寺院にお参りしましょう。そこから、すべて始まるし、今年も運が開け、お計らいを頂きます。
六日から寒修行参詣です。毎朝、厳寒に耐えて参詣の功徳を積みましょう。
しかし、日蓮聖人は根拠がないのに未来の予測をされたのではありません。
ブッダつまり釈尊が遺されたお経文をただの呪文としてではなく、その意味するところを正しく把握され、そのお経文は未来の予言にほかならないと考えられました。
そして、そのお経文が現代について預言していることを取り出されて、ご自分のお考えの基礎とされたのです。
その釈尊の預言は、また、単なる思いつきでも脅かしでもなく、一定のルールというか法則に基づいています。
それは、因果律というものです。
ただ、釈尊の説かれた因果は、単なる自然科学、社会科学における因果の領域にとどまるものではなく、人間の運命、人間の過去、現在、未来にわたる因果の道理です。
要するに、人が幸せになれる、なれない、また、悟りを開けるか開けないか、あるいは、仏の境地を味わえるか味わえないかということについて、釈尊は説かれたのです。
これを応用して、日蓮聖人は個人の幸福論、人生論、哲学論にとどまらず、日本という国、閻浮提(えんぶだい)という言葉で表現された世界が、いかにしたら仏の国、幸福な世界に近づくかを提言されたのです。
まあ、そういう日蓮聖人のスケールの大きな展望から、この日本という国、また、今の世界を視野に入れて、今年がどうなるのか、この二十一世紀がどうなるのか占うとしますと、混乱は続くとみなければなりません。
その流れを変えるには、大きな変革が必要であるとも言えます。
世の中が行き詰まったとき、変革が必要なのは経済に関することだけではありません。経済や政治を動かしているのは人間なのですから、人間のあり方を問わなければ本当の変革は成り立ちません。それに大きく関連するのは、教育、道徳、宗教ということになるでしょう。
まぁ、話しが長くなりますので、とばしますと、結局は「法華経」の教えに従わなければ世の中はほんとうに明るくはなりません。
ともかく、法華経本門八品の教えをもととして、信仰生活を送れば、少なくともその人とその人の周囲は明るく変わってきます。
世の中の変革が行われ、すべてが良く変わっていって寂光浄土の世界を顕現するのが釈尊や日蓮聖人が教えを説かれた目的ですが、それに向かって励むうちに、知らず計らず、その人は幸せになり、寂光をわが身に感得いたします。
ずいぶん遠回りになりました。運命を好転するには、少しでも幸せを望むなら、寂光浄土・・・仏国土の顕現、建設をこころざすなら佛立寺院にお参りしましょう。そこから、すべて始まるし、今年も運が開け、お計らいを頂きます。
六日から寒修行参詣です。毎朝、厳寒に耐えて参詣の功徳を積みましょう。