如説修行抄の再学習

2008年10月20日 | Weblog
「如説修行抄」(にょせつしゅぎょうしょう)は日蓮聖人のお書きになった御書です。
十一、二年前に本門佛立宗の機関誌、「大放光」にその解説を二十数回にわたって連載したことがあります。
二、三年前までは、疲れを知らなかったので結構、夜遅くまで勉強していました。
「如説修行抄」の前は、「四信五品抄」(ししんごほんしょう)、そして平成十二年から十七年までは「観心本尊抄」(かんじんほんぞんしょう)という日蓮聖人の代表的な御書(当家三大部・・本門佛立宗でもっとも大事にする三つの御書)の解説というより、勉強をさせて頂きました。
来年の新年号の付録で「如説修行抄」を出すので、準備をするように大放光編集長に言われたのですが、今、読み返してみますと手直ししなくてはならないところばかりです。この分では、無理かもしれないと思っています。
でも、少しづつ手を加えています。日蓮聖人のご法難について改めて資料を集めて検証しますと、どうも分からない処がたくさん出てきて、従来の伝説では矛盾がありすぎて説明が不可能なところがたくさんあります。
まぁ、ボチボチやり直して、間に合うようにしなくてはなりませんが大丈夫かな。
それより心配なのは、大放光の購読者が興味を持って詠んでくれるかどうか、それを最も心配しています。
でも、日蓮聖人は誰が詠むとか詠まないとか、損するとか得するとか、ウケルとかウケナイとか、そんなこと関係なく、言うべきことを言い、主張すべき事を主張されたんだったなぁ。よし、頑張ってみようか・・・と、自分に言い聞かせ、パソコンのハードディスクに残っているデータを集めているところです。


コメント (1)
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