どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

ゴジラ キングオブモンスターズ、鑑賞

2019年06月02日 18時55分00秒 | 映画
三度目の正直っていうかですね...やっと「怪獣」という文化が解ってきたか!って感じの仕上がりになってましたね(^_^)

鑑賞した映画館はここしか考えられない極上爆音上映の立川シネマシティです。

17時25分の回はハコが小さいbスタジオでしたが、容積が小さいだけに重低音に引き締まりを感じて引けをとらないクオリティです。

確保したのはE列中央、前通路があるので緊急脱出可能で安心な位置(今回は頻尿が酷くてホント助かりました...(´д`))。

まだ公開されたばかりですので、極力ネタバレ避けますけど、とにかく本作は怪獣バトルを楽しむことに徹底して鑑賞に臨むべき作品です。

極論すればストーリーも設定もどうでも良い...出てくる人物はどいつもこいつも破綻していて自分勝手で変なヤツばっかり...そいつらのつまらん人間同士の諍いなんて面白くもなんともないので、完全スルーして寝てても構わないくらいですね(実際に後半の人間同士で議論しているようなシーンは寝てしまいました(^_^;)。手元にリモコンあったらバシバシチャプター飛ばして怪獣のシーンだけ見たくなりますよ(爆)

で、怪獣バトルシーンになるとこれがもう...映像も音響も圧倒的で随喜の涙でボロ泣きでした(ToT)

長年憤懣とともに溜め込んでいた「こんな怪獣映画が観たいんだよ!」という気持ちに「シン・ゴジラ」はストーリーと設定で応えてくれましたが、本作は怪獣同士のガチバトル、プロレスの醍醐味という意味でシッカリと応えてくれた気がしています。

本作のキングギドラでホホ〜っと感心したのは三つ首それぞれが別の意思と個性らしきものを有していたことです。例えばこんな感じ。

三つの首がたまにドツキあったり諫めているような仕草をする...今まで無かった表現で、漫才トリオみたいで新鮮なものを感じました(^_^)

昔の怪獣図鑑の解説図の「悪いことを考える頭」「ずるいことを考える頭」「ひきょうなことを考える頭」という説明が反映されている感じで、もしかしてこういうのまで見て知っているのか?と(^_^;

...ってなことで私個人としては大満足な鑑賞でしたが、同行したカミサン...全てが裏目に出て大不評状態でした(^_^;

カミサンは予告編にある重厚感ある厳かな作品として期待していたみたいで...。

確かに...この作品の評価は好評・不評がクッキリと分かれる気がします。

怪獣の戦いだけを楽しむ...それをどこまで割り切れるかじゃないかなと。