80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

原発の身の毛も弥立(よだ)つ恐ろしさ

2011年03月26日 | 時事問題
原発の安全神話が脆くも崩れ去って、大変な状態になって来ました。

電力会社は、近い将来家庭のオール電化時代を迎えつつあると、
生活全てを電化で牛耳るべく積極的に推進していたのです。

そしてその電力の需要を満たすべく、どんどん原発を建設し、
今や総電力需要の4割を超えようかと大きなウエイトを原発に託しました。


正に全てが裏目に出てしまいました。
今回の事故対策にしても見方が甘かったのではないかと思われます。

想定外の事として事故のシュミレーションが全くなされていなかったので、
その訓練も行われておらず、初めての対策が後手々々になってしまったと言えましょう。

(日本の様に地震の多い国では、原発は適していないのかも知れませんね。
 若し新しく原発を建設する企画が出れば、その地方の住民は大反対をするでしょう。)


世界各国は今度の日本の例を反面教師にして、
一斉に原発建設の見直しに入ったと聞きます。


人間が放射能を扱う事は如何に危険なものであるか、
改めて身を持って認識を深くした次第です。

もう今後は原発の推進は極力抑えて、火力や水力発電、
更には地熱、風力、太陽熱、太陽光、潮力など、少し効率が悪くなるかも知れませんが、
別途の発電技術の向上を検討する必要がありそうです。







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