身体髪膚、敢えて毀傷せざるは・・・・

　「身体髪膚、これを父母に受く。
　敢えて毀傷せざるは、孝の始め也」
もう現代では、死語になった様ですナ。

戦前戦中派のご年配の方なら、みなよくご存じですが、
今日では全く通用しませんし、これに全く反する事が真に多いです。

１．最悪は自殺(これは論外）
２．整形・・上記教えへの反逆です。
３．怪我・手術・・致し方のないときが多いようです。

処が、最近顔や体に傷を付けて、飾り物を着けている若者を
よく見受ける様になりました。

本物のタトウー(刺青）は随分減りましたが、
代わりにタトウ・シールを張り付けるのが出回っています。

これなら身体に傷を付ける訳ではありませんから、
どうと言う事はなさそうです。

然し、イヤリングならぬ鼻リング、他に唇、舌にまで、
付けているものがいますね。

イヤリングのように美的感覚があれば良いのですが、
単なるリングだけなのが多くて、閉口してしまいますね。

鼻に付けたものは、まるで牛の鼻輪のよう。
本人は個性的だとか、自己表現だとか思っているのでしょう。、
他人がどう思おうと勝手だと言う気になっているのでしょうかね。

私からすれば、全くいただけません。
付けた時は痛かっただろうナと想像し、顔を背けたくなります。