80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

静脈注射の副作用

2011年06月20日 | 健康管理
ある医師が「副作用の全くない薬なんてあり得ない」と言うのを聞いた事があります。

確かに薬を服用し、又は注射を受ける人は、それぞれ個人的な体質から、
様々な副作用の症状が起こるものですネ。

処が何故かは判りませんか、私は今迄かって副作用を起こした事は全くなかったのです。

良く注射や、医療上の検査の時、「アレルギー体質で無いかとか、
過去に気分が悪くなった事は無いか?」と聞かれるものですが、
私は何時も全くありませんと答えていました。

安心して色々な薬を飲み、注射を受けていたのです。
処がこの神話が今回脆くも崩れてしまいました。

貧血症状あり、鉄分不足で、フェリコン鉄静注射を1日置きに5回打つ事になりました。

処が3回目位から、食欲が全くなくなり、何も咽喉を通りません。
料理された食材を見るのさえ嫌になりました。
無理に少量のお粥を流し込むだけで、2日間は殆んど絶食状態と言ってよい位です。


全く理由が判らず(まさか副作用とは夢にも思わず)、クリニックで事情説明した処、
やはりその注射の副作用ではないかと診断されたのです。

背中や腰が痛くなったり、発熱したり、嘔吐したり、人に拠って様々な症状がありますが、
私の食欲不振もその一つらしい。

早速、静脈注射を停止、食欲回復を待ちます。
何か少しづつでも食べられそうな気がして来ました。


丁度19日は父の日でもあります。夕食をスキヤキにして、
食欲を増進させると共に、しっかりお肉を頂く事にしました。さてその結果は・・・・?

初出社は緊張と入れ込み過ぎ

2011年06月17日 | 体験談
1ヶ月半のブランクの後、昨日久し振りに出社しました。
「元気そうに仕事している」とは社員の蔭の声ですが、
実はさにあらず、おかしな処は見せられないと極度の緊張と入れ込み過ぎなのです。


会社での立ち居振る舞いは自分でも思ったよりシャンとしていたので、大分回復したナ。
と言う感じでしたが、帰り道の自宅近くの徒歩地域では、流石にもう膝がガクガク。

すっかり疲れた感じになってしまいました。然しこれで少しでも慣れて行けば・・・・。
次回は21日(火)に出社する積りでいます。

溜まった仕事をドンと持ち帰りましたので、土日は正に休日執務になりそ。

入院手術の後遺症

2011年06月16日 | 健康管理
1、貧血?
  前立腺切除の手術時もそうですし、
   その後もかなり血尿が出ましたので、鉄剤の内服薬を貰いました。
   輸血の話もあったのですが、必要ないとの事でした。
   退院後貧血検査をすると、やはり貧血状態にあるとの事で、内科のクリニックで
   1日置きに5回のフェリコン鉄静注液2mlを注射しました。
   後、どうなるか? 貧血は直ぐには治らないと思うので引き続き薬は必要でしょうね。
   他に手術を受けた人、如何だったのでしょうか?

2、脚力の低下
   20日間もベッドで寝たり起きたりだけの生活でしたから、
   はやり脚力が低下し、退院してすぐには20歩位で休み休み歩かねばならず。
   歩幅も速度も極端に低下しました。骨折すると寝たきりになって終う通りです。
   極力リハビリーに勤めています。

3、尿漏れ
   膀胱の括約筋が思う様に動かず、尿意を催すと、
   無意識に先発隊が出動してしまいます。これも2,3か月は誰でも
   経過症状として起こるらしいですから仕方ないですね。
   その間、尿漏れパッドの装着が必要。然し次第に治るそうですから、焦らずに・・・・。


庭の花観て暫し一休み

2011年06月15日 | 花の情報
今や梅雨シーズン真っ直中。鬱陶しい天気が続きますが、
それを撥ね返す様な力で庭の鉢植えの孔雀サボテンが花を開きました。

その絢爛豪華さは何時観ても素晴らしいと思います。


写真の出来栄えは決して良くありませんが、
少しでも心の癒しにでもなれば・・・・。

ゆっくりとご鑑賞下さい。

前立腺の治療(8) 退院へ

2011年06月14日 | 健康管理
手術翌日はもう自室の病室です。手術前と何ら変わりませんが、
下半身に違和感というかだるい感じがします。痛みはありません。

カテーテルと点滴はがっちりと付けられています。
カテーテルの端末はバルーン(透明のやや厚手のプラスチックの袋)ですが、
真っ赤な血尿が少しづつ流れ込んで居ます。バルーンの中は真っ赤です。


体から2本も管が出て、点滴柱に取り付けられていますので、
身体の自由は殆んど効かず、ベッドで座ったり寝たりするだけ。

2日目になって血尿の色がやや薄くなり、ピンク色になって来ました。

明日から金土日となりますが、このままの状態で変わらないのなら、
明日金曜に退院したいと申し出ました。

食欲が全くなくなり、病院に居ては体力が愈々減退すると思ったのです。
未だ血尿もすっかり取れていないのに・・と医師は渋った感じでしたが、

先に手術後は2,3日で退院との説明があったので、医師も止むなく了解しました。

バルーン付きカテーテルを装着した儘の退院となりました。
金曜の午後、全てを精算してタクシーで自宅に帰着。嬉しかったですね。


カテーテルの処置など充分に看護師さんに聞いていますので、まあ何とかなるでしょう。
何れにしても自宅の食事の美味しい事! これで静養の実が上がります。

入院期間は20日間でした。 年齢が若いとそれだけ入院期間も短くなるそうです。
只、月曜に再び外来の主治医先生の診察があり、若し状況がよくなければ、
再入院と言う事もあり得るらしいです。

前立腺の治療(7) 手術実施

2011年06月13日 | 健康管理
愈々手術当日です。(経尿道的内視鏡的前立腺切除術=TUR-P)
前夜夕食後から禁飲食。当日朝も勿論飲食不可。浣腸の実施。


以前はガラスの大きな注射器の様な器具で、看護師さんにやって貰いましたが、
今はテニスボール位の大きさの透明なプラスチック(グリセリン液入)に、
透明の管が付いており、トイレに座って自分で操作してしまうのです。

手術予定時間は約1.5時間。11時過ぎに病室で手術台(ストレッチャー)に、
乗り替えて、手術室に運ばれます。 直ぐ手術が始まりました。

背中を丸めて腰椎の間に麻酔の注射が打たれます。殆んど痛くはありません。
仰臥して下半身は脱衣。丁度女性の出産スタイルと同じです。


そうこうする間に麻酔が効いて来て、
夢か現か幻かの様なウトウト状態になってしまいます。

脚の方で何か液の流れる感じ(音)がするのですが、もう感覚は無くなっています。
暫くして「手術が終わりました」との声が聞こえ、我に帰りました。


時刻を聴きますと午後3時だとの事。 えー、もうそんなに掛っていたのかとびっくり。

「お齢ですから、丁寧にやりました」との事。
丁寧でない事もあるのかとチョット疑問に思いましたが、それは口に出さず。

病室には戻らず装置が色々とある部屋に寝かされました。(集中治療室と言うのでしょう)

再びカテーテルと点滴が挿入され、今夜は成るべく静かにお休みなさいとなりました。
付添(妻)は午後4時過ぎに退室です。どうも御苦労さま。

土日はブログはお休みで月曜に手術の様子記載

2011年06月11日 | 健康管理
2日間はお休みを頂き、月曜(13日)に愈々、
前立腺手術の様子を詳しく説明しましょう。

前立腺の治療(6) 手術前準備

2011年06月10日 | 健康管理
麻酔付きの手術をやるとなると前準備も色々とあります。

事前検査と患者の同意。腹部膀胱前立腺の超音波検査。
造影CT検査の説明と同意書。麻酔の説明と同意書。

麻酔は脊椎に麻酔を注射して行う全身麻酔と半身麻酔がありますが、
高齢なので全身麻酔を行う予定との事。


前立腺は血液の繊維の塊の様な臓器ですから、
これに手を加えると必ず出血があります。
そこで輸血に関する説明と同意書を提出。


これらが手術の前に行われ、検査をして体調を見ます。
全てを同意しないと手術は行われません。

もう此処まで来たら「俎板の鯉」で、どうぞ全てお任せしますの心境ですナ。
愈々手術を受ける状態になりました。



前立腺の治療(5) 手術決定

2011年06月09日 | 健康管理
月曜火曜は外来診療の主治医先生の診察日です。
病室から車椅子に乗せて貰って診察室に来ました。

先生はカテーテルを外して退院したらとのアドバイスです。
自分はカテーテルを外すと又尿閉にならないか不安で自信がありません。

カテーテルを付けた儘での退院にして貰う事としました。
然し今後を考えると何時までカテーテルを付けた儘にするのか、見通しがありません。

先生もその辺を察したのか、手術する方法もあるよとの事。
私はもう少しでも早く回復したいので、「手術を選びます」と返事し、
「本人が望むなら問題は無い」と言う訳で17日に手術する事となりました。


それ迄準備の為引き続き入院となりました。

現在、前立腺肥大症の一般的な手術は、
経尿道的前立腺切除術=TURP(チュルプ=内視鏡手術)。
尿道から電気メスを挿入して組織を切除します。半身麻酔で約1時間強で終ります。


病室に戻って、点滴が始まりました。尿道にもカテーテルの管が繋がっていますので、
2本の管が点滴柱にぶら下がる事になりました。

これではとても自由に行動できる状態ではありませんので、
ベッドの上で座るか寝ているだけの状態となってしまいました。

前立腺の治療(4) 太いカテーテル

2011年06月08日 | 健康管理
入院初夜が明けたかと思う間もなく、又しても問題発生(5月‎7日土)
カテーテルの管の中の尿が流れていないのです。

このカテーテルは蓋をするものとは違って、管の先に袋(バルーン)が付いていて、
点滴用の柱に取り付けられ、尿は自分の意志とは無関係に、
四六時中勝手に流れているのです。

血液の混じった薄赤い液(尿)が間歇的に管を通っていましたが、
処が朝方、又しても尿閉を起こしました。


10時頃やっと医師が見えて、カテーテルを外し、膀胱の洗浄です。
昔の浣腸器の様な太い注射器で膀胱に生理食塩水を注入し、それを直ぐ引き出します。
これを10回以上も繰り返すのです。

やはり血液の滓の様なものが時々出て、これが途中で凝固して詰まってしまうのですナ。

従来の管の3倍もある太いカテーテルの挿入となりました。
医師が「ごめんよ」と言うなり、直径1cm弱もある様な太い管を尿道うに挿しこみました。

その痛かった事!! ウーンと体が弓なりに反りました。

これなら多少の血液凝固でも流れるだろうと言う訳です。

未だ赤い血の混じった尿が流れますので、時々膀胱の洗浄が行われます。
特に痛いと言う程のものではありませんが、何とも言えない異物感で不快なものでした。