80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

十三夜の月見

2009年10月30日 | 季節の情報
さて、知る人ぞ知る、十三夜の月見。 それは今夜なのです。

仲秋の名月(旧暦八月十五日の夜)の月見は、中国からの伝来の習慣で、
芋名月とも言うそうな。
それに対して、十三夜の月見(旧暦九月十三日の夜)は、後(のち)の月とも言い、
どうやら日本独特の風習らしいです。 豆名月、栗名月とも言う様です。

(豆やら栗をお供えにするからでしょう)

十五夜の月見をしたら、一月後の十三夜の月見を必ずしなければなりません。
この両方の月見をやらないと、片月見と言って縁起が良くないそうな。

関東地方は幸い良いお天気で、きれいに見えるようです。

私は今まで、
十三夜と言うからには、旧暦毎月十五夜の二日前の月なのだとばかり思っていました。 
勿論、それでも間違いではないのですが、特に旧九月の月に特徴があったのですね。

傘寿にして「寡聞少見」(見聞が狭い)、
「浅学非才」(学問や見識が浅い)の身の恥かしい思いです。

そう言えば、「十三夜」と題する歌謡曲がありましたナ。
歌手の小笠原美都子さん(1920年生、現在89才で現役)が唄っていました。

  ♪♪河岸の柳の行きずりに、
     ふと見合わせる顔と顔、・・・・・
     ・・・・・・青い月夜の十三夜♪♪

  
 (歌詞をすっかり書くと、著作権法に触れますので・・・・)

昭和16年に大ヒット。昭和の懐メロです。
覚えて居られる方も多い事でしょう。