中南米原産の野菜は多いが、トマトもその一つである。トマトはペルーが原産のようである。トマトは「太陽」のシンボルにもなっている。真っ赤なトマトが太陽を思わせるようだが実は、昔のトマトは赤くなくて、黄色っぽかったようだ。
ヨーロッパには、「金の林檎」という表現が昔からある。この場合、初めは文字どおり、「林檎」のことだったことだろう。また、「林檎」の前に「太陽」を付け加えて、「太陽の金の林檎」という表現もある。北方のヨーロッパ人が初めて光あふれる南欧でオレンジなどの柑橘類を見た時、「太陽の金の林檎」という表現をしたことは十分考えられる。
ところで、イタリア語では「トマト」のことは“pomodoro”というが、本来は“pomo d’oro”と表記されていた。スペイン語に置き換えると“pomo de oro”となる。“pomo”は「林檎」のことだが、スペイン語では古語扱いで、現在では“manzana”というのが普通である。“oro”は「金」のことで、“pomo d’oro”全体では「金の林檎」という意味になる。
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