スパニッシュ・オデッセイ

スペイン語のトリビア
コスタリカ、メキシコ、ペルーのエピソード
パプア・ニューギニア、シンガポールのエピソード等

SEIKO のカセットテープ

2014-01-19 11:10:23 | コスタリカ
 SEIKOブランドのカセットがあったので、かつて諏訪精工舎(現セイコー・エプソン)に勤めていた筆者は、つい懐かしくなって、買ってしまった。筆者が勤務していたころは、カセットなど作っていなかったはずである。その後、生産を開始したという話も聞かない。これは日本製品に見せるための香港だか台湾だかのインチキ・ブランドに違いない(このころは中国はまだ世界の工場にはなっていない)。品質も悪く、テープが途中で引っかかったりしていたから、たぶんそうだろう。Panashiba とか SQNY というインチキ・ブランドもあるそうだが、筆者が実際にコスタリカで目にした家電製品のブランドは Tobishi であった。筆者に Tobishi 製品を見せてくれたコスタリカ人はてっきり日本製品だと思っていたとのこと。日本製でなくても、ちゃんと故障せず機能してくれていたらいいのだが。
 さて、SEIKO のカセットテープは“Baúl de Los Recuerdos”(思い出の箱)というオールディーズ番組を録音して、日本に持ち帰り、現在も手元にある。
 カセット購入当時はカセットケースに書いてある説明文など、気にもしていなかったのであるが、ブログの記事を書くに当たり、じっくり読んでみた。


 SEIKO のロゴマークも本物に似せている。WARRANTY(品質保証)の英文も本物っぽい。ただし、一番下の行が問題である。JAPAN とは書いてあるが、MADE IN JAPAN ではない。本当に日本製なら MADE IN JAPAN でなければならない。そう書いていないのは、クレームがついた時、「日本製とは書いていない」と言い逃れることができるようにとの配慮からだろう。
ポチッとクリックすると、何かが起きる(かも)。
↓↓↓
スペイン語 ブログランキングへ

スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)

コスタリカの歴史 (世界の教科書シリーズ)
 人名の世界地図 (文春新書)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Movement | トップ | コスタリカのラジオ局と日本の曲 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コスタリカ」カテゴリの最新記事