スパニッシュ・オデッセイ

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ネイティブ・スピーカーによるスペイン語の誤用(1)

2013-06-26 12:11:23 | スペイン語
  書き言葉がある言語では、表記ミスはつきものである。日本語の代表的な表記ミスは漢字の間違いだろう。英語やフランス語のつづりもなかなか難しい。これらに比べれば、スペイン語のつづりはやさしいほうである。読まない“h”があるかどうか、“b”で書くか“v”で書くかはスペイン本国でも間違える人は多いことだろう。
 筆者がコスタリカでよく目にした誤用は次のような、トイレの貼り紙である。
 Vote aquí
 「ここに(トイレットペーパーやごみを)捨ててください」のつもりだろうが、これでは「ここで投票してください」になる。正しくは“Bote aquí”としなければならない。
 また、“k”の文字は外来語以外には使われず、普通は[k]音は“ca、cu, co”、“qui, que”と表記する。重さの単位の「キロ」は“kilo”と書くべきなのだが、“quilo”と間違って書かれることもある。「ビキニ」も本来は“bikini”だが、“viquini”という表記もよく目にした。 


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