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コスタリカ 2018年(80)メキシコ・シティーの空港で夕食

2019-02-03 20:19:02 | メキシコ
(承前)
 メキシコ・シティーに到着したのは3時45分であった。コスタリカ出発が12時前なので、4時間かかったことになるが、こんなにかかることはない。メキシコはサマータイムを実施しているようである。
 往路もメキシコ・シティー経由だったが、空港からは出なかった。そのため、メキシコ料理を堪能できなかったので、今度は一度出国手続きをして外に出る。とはいっても、空港の建物からは出ない。メキシコ発成田行きの便は深夜2時の出発なので、10時間も待ち時間がある。空港近くのホテルに行って休むには中途半端な時間である。3時間前にはチェックインしなければならないので、ホテルで休めるのは正味6時間ぐらいだろうか。そのためにお金を払うのももったいない。ということで、往路同様、空港でぶらぶらすることにする。
 夕食の時間までは少し間があったので、建物の中を見て回る。すると、アートのコーナーがあった。メキシコは現代美術の国でもある。気持ち悪いが、おもしろい彫刻が並んでいた。以下の写真はそのうちの一つで、女性の体に黄道十二宮のシンボルがちりばめられている。
 
 そろそろ夕食の時間になったので、フードコーナーに行く。フードーコーナーなので、リーズナブルな値段で食べられそうである。中華もあるし、寿司もどきのコーナーもあるが、せっかくのメキシコなので、メキシコ料理を食べることにする。店の名前は“LA CACHONDITA PIBIL”。cachondita とは形容詞 cachondo(「さかりのついた、発情した、色っぽい、好色な、愉快な、愛嬌のある」等の意。cacho「角」の派生語のようである。cacho の派生語がなぜこんな意味になるかについては「ツノが生える」を参照願いたい)の女性形 cachonda に縮小辞が付いたものである。
 pibil は小学館『西和中辞典』には載っていない。そこで、ネットで調べてみた。
 pibil とはマヤの言葉で、地中に埋めて料理する意味のようである(“What is Pibil?”)。ということで、全体としては「楽しいマヤ料理」といったところだろうか。
 以下のものを注文した。
  
 
 3枚目の写真はお好み焼きっぽいが、ソースはモレ・ソースである。これが食べたかったのである。お飲み物は cas の refresco だっただろうか。
 
 会計は締めて1600円ほど。ここでもカード払いOKだった。メキシコ経由にした甲斐があった。

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