シンガポールは中国系が多数である。当然、名前も中国風である。ただし、発音、特に姓のほうは標準の中国語(普通話)とは違う。個人名のほうの発音も多くの場合、普通話とは違っていたようである(ただし、記憶は例によってあいまい)。
中国系の人たちは大体が南方系なので、広東語、福建語、潮州語を話している。客家系もいて、リー・クアンユー氏がその代表だろう。
筆者の同僚の中国系の人たちの名刺はローマ字で名前が書かれていて、漢字は書かれていなかった。親しくなったら、どんな漢字か、聞いてみるのである。
とても読めないようなローマ字表記もあった。代表例は、Ng と Sng である。カタカナ表記では前者は「ンー」または「ウン」、後者は「スン」だろう。アラビア語のように母音表記をしない(してもいいけれど、あまりしないらしい)のか、それとも母音がないのかはっきりしない。あいまい母音でもあるのかもしれない。
で、Ng さんの漢字表記を聞いてみたら、「黄」だった。普通話ではこれは Huang と表記される。また、このほかに Wee さんという人がいて、こちらの方の漢字表記も「黄」だった。
ヨーロッパ風の個人名を名乗る人もいて、この場合は個人名を先に書いていた。Freddy とか George などのほかに、Francesca(フランチェスカ)というイタリア名前の女性もいた。戸籍上は普通の中国風の名前になっているとは思うが。ブルース・リー、ジャッキー・チェン、テレサ・テンという類の名前はシンガポールにも大勢いた。
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で、Ng さんの漢字表記を聞いてみたら、「黄」だった。普通話ではこれは Huang と表記される。また、このほかに Wee さんという人がいて、こちらの方の漢字表記も「黄」だった。
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