マレー人の多くはイスラム教徒だが、キリスト教徒もいる。マレー半島にはイスラム教徒が多いが、ボルネオ島にはキリスト教徒が多い。当然、名前にアラビア語由来の語を使うわけがない。個人名はヨーロッパ的なもので、日本人にはなじみのある名前である。キリスト教徒もやはり姓がないので、「誰それの子供」を個人名のあとにつける。フィリピンのタガログ語では「息子」の意味しかない“anak”を男女とも父親の名前の前につけるのだが、イスラム教徒とは違って、“anak”だけでは性別はわからないのである。ただ、“anak”を使わない、マレー人のキリスト教徒もいる。
ところで、何らかの事情で父親が分からない場合がある。日常生活ではファーストネームしか使わないので、問題はないのだろうが、パスポートの申請など、公式文書の時が問題である。イスラム教徒の場合は、“bin”(女性なら“binti”)のあとに父親の名前を書くのだが、これが書けないのである。まさか、空欄にするわけにもいかず、“bin (binti)”以下を省略するわけでもないようだ。答えは次回。
ポチッとクリック、お願いします。
↓↓↓
スペイン語 ブログランキングへ
スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
好評発売中!!こちらは、このブログとは別物です。もちろん、トリビア満載です。
はじめてのピジン語―パプアニューギニアのことば
ところで、何らかの事情で父親が分からない場合がある。日常生活ではファーストネームしか使わないので、問題はないのだろうが、パスポートの申請など、公式文書の時が問題である。イスラム教徒の場合は、“bin”(女性なら“binti”)のあとに父親の名前を書くのだが、これが書けないのである。まさか、空欄にするわけにもいかず、“bin (binti)”以下を省略するわけでもないようだ。答えは次回。
ポチッとクリック、お願いします。
↓↓↓
スペイン語 ブログランキングへ
スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
好評発売中!!こちらは、このブログとは別物です。もちろん、トリビア満載です。
はじめてのピジン語―パプアニューギニアのことば