チック・コリア(Chick Corea)は今では、ジャズ・ピアノの大御所といってもいいだろうが、筆者がジャズを聴き始めた時は、まだまだ新鋭だった。
容貌からして、いくらか黒人の血も流れているのではないかと思ったが、調べてみると、南イタリアとスペインが父祖の地で(英語版ウィキペディア)、黒人の血は入ってなさそうである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/41/8267aa023554d487c7057ddcc264cf09.jpg)
【若き日のチック・コリア。英語版 Yahoo!より拝借】
南イタリアとスペインは北アフリカのイスラム教徒に支配されていた時期もあるので、当然、ムーア人(モーロ人、北アフリカのイスラム教徒)の血も入っているであろう。ムーア人はネグロイドではなく、コーカソイドだが、肌の色は浅黒い。チック・コリアの黒人っぽさは、ムーア人の血のためかと思われる。
ところで、スペイン語で「黒人」を意味する“moreno”という言葉は、“moro”に由来するということは、「Santiago Matamoros」の項で述べているので、参照願いたい。
【以下、加筆しました】
いつもの余談だが、あのカール・マルクスについて、次のような記述がウィキペディアにある。
マルクス自身もその色黒と意地悪そうな顔から娘たちやエンゲルスから「ムーア人」や「オールド・ニック(悪魔)」と渾名された。マルクス当人は娘たちには自分のことを「ムーア人」ではなく、「オールド・ニック」あるいは「チャーリー」と呼んでほしがっていたようである。
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