今回は2018年のシーズンに阪神タイガースでプレーすることになったロサリオ選手。当初はバース選手の再来かと騒がれていたが、オープン戦では結果が出ず、シーズンではどうなることか。
そのロサリオ選手はドミニカ共和国の出身で、ウィキペディア「ウィリン・ロザリオ」によると、フルネームは「ウィリーン・アリースメンディ・ロサリオ・エルナンデス」(Wilin Arismendy Rosario Hernández)である。
個人名が Wilin Arismendy、父の父姓が Rosario、母の父姓が Hernández のはずである。
まず、個人名と思われる Wilin Arismendy だが、どちらも初めて聞く名前である。
Wilin は全然スペイン語っぽくない。「ヨーロッパ人名対照表」にも載っていない。
英語の William に相当するオランダ語 Willem がいちばん近い。オランダ領キュラソーとドミニカ共和国は近いといえば近いので、Willem がドミニカ共和国に入って、Wilin となったのだろうか。
それよりも英語の William がなまって、Wilin になったのかもしれない。
一方、“Urban Dictionary”というサイトには、wilin という項目がある。それによると、「愚かな振る舞いをする」といった意味のようである。まさか、ここから Wilin という名前がつけられたわけではあるまい。
それにしても、Wilin という名前の人物は検索しても、これまでのところ出てきていない。
ところで、William のスペイン語形は Guillermo(ギジェルモ)だが、スペイン語形はあまりにもありきたりで、あえて英語形やフランス語形の名前にするケースもある。個人的には William さんの他に Jimmy, Harold, Shirley(発音は「シルレ」), Lissette, Ivonne(母親は「イボネ」と呼んでいた) などの名を持つコスタリカ人やペルー人を知っている。
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