スペイン語ではバスは英語同様 bus とつづるが、発音は「ブス」になる。
最近はコスタリカも国の名前の「リカ」(rica、豊か)が示すように、だいぶリッチになり、マイカーを持つ人も増えたが、筆者がすごした80年ごろは、マイカーはまだまだ高嶺の花だった。庶民の足はバスであった。サンホセ市内にはかつて路面電車が走っていて、町の中心部には線路がそのまま残っていた。最近は、車が多く、中心部が混雑するので、近郊を走る電車もできた。
コスタリカでは青年海外協力隊員は4輪はもちろん、2輪も持つことは禁止されていた。そういうわけで、バスが隊員の足になっていた。市内バスはもちろん、首都と近郊の都市を結ぶバス路線も発達している。ただし、田舎の町どうしを結ぶ路線は日本同様、発達していない。
筆者はもちろん、ずいぶんバスのお世話になった。
初めてスペイン語で bus の発音を聞いたときは、つい日本語の同じ発音の言葉を連想したものだが、すぐ慣れる。「美人は飽きる。ブスは慣れる」というのは、少なくとも後半に限っては、本当だ。
赴任当初はサンホセ市南部から中心部の語学学校に通うのに、初めて乗ったバスが忘れられない。乗り方は教わってはいたが、やはり初めて外国のバスに乗る時の緊張感はただものではない。
ポチッとクリックすると、何かが起きる(かも)。
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スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
はじめてのスペイン語 (講談社現代新書)
コスタリカの歴史 (世界の教科書シリーズ)
人名の世界地図 (文春新書)
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筆者はもちろん、ずいぶんバスのお世話になった。
初めてスペイン語で bus の発音を聞いたときは、つい日本語の同じ発音の言葉を連想したものだが、すぐ慣れる。「美人は飽きる。ブスは慣れる」というのは、少なくとも後半に限っては、本当だ。
赴任当初はサンホセ市南部から中心部の語学学校に通うのに、初めて乗ったバスが忘れられない。乗り方は教わってはいたが、やはり初めて外国のバスに乗る時の緊張感はただものではない。
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