ドンドンこにしの備忘録

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「悲歌」中山可穂読了!

2016年09月10日 14時16分05秒 | 作家 な行
悲歌 (角川文庫) 2016.9.10読了。
中山 可穂 (著)

音楽家の忘れ形見と愛弟子の報われぬ恋「蝉丸」。隅田川心中した少女とその父の後日譚「隅田川」。変死した作家の凄絶な愛「定家」。能に材を採り、狂おしく痛切な愛のかたちを浮かび上がらせる中山可穂版現代能楽集
先生、あなたはなんという呪いをかけられたのですか?あなたの大切な者すべてを三角形の綴じ糸でほどけぬように縫い付けて、それぞれの愛を禁じるおそろしい呪いをかけたのは、一体何のためですか?―音楽家の忘れ形見と愛弟子の報われぬ恋「蝉丸」。隅田川心中した少女とその父の後日譚「隅田川」。変死した作家の凄絶な愛の姿「定家」。能に材を採り、狂おしく痛切な愛のかたちを浮かび上がらせる、中山可穂版・現代能楽集。



なんだろな。中山さんの小説を読んで、初めてこなかった。男と男の愛がメインだからという理由だけではないと思う。確かに苦手ではあるが、そんな性別なんか超越したところに中山さんの小説は存在しているのだから。ストーリーがどうのとかプロットがどうかなんかより、心にこなかったことが問題だ。自分の問題かも知れないが。…5点。


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