ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「黒豹の鎮魂歌(上・下)」 大藪春彦

2024年04月03日 16時31分04秒 | 作家 あ行
黒豹の鎮魂歌(上・下) (光文社文庫) 2024.4.1読了。
大藪春彦 (著)

京葉工業地帯開発の利権に群がった元首相と結託する男たちの非道な仕打ちで、両親と妹二人を失った新城彰。日本を追われヨーロッパへと渡った新城は、フランス軍秘密部隊を除隊後、日本人観光客の夜のガイドに身をやつしていた。心の奥底に復讐の念を燃やし続ける彼の前に、ついに仇敵の一人が現れた! 圧倒的な戦闘力と頭脳を武器に、いま孤独な戦いの火蓋が切られる!
元首相・沖がヨーロッパに貯めこんだ厖大な隠し金を壊滅へと追い込んだ新城は、復讐のシナリオを胸に帰国。一人、また一人と仇敵らを確実に仕留めてゆく。政治家お抱えの暴力団同士の抗争を巧みに煽り、巨大な権力の本丸へと迫ってゆく新城。鉄壁の要塞に守られた醜悪な権力者たちを斃すことができるのか!? 時代を超えて読み継がれるべき不朽の傑作。



時代が時代だから、ちょっとくどいが今も面白く読めるところが凄い。コンプライアンスなんてものないしね。6点。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿