ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「暗殺者の鎮魂」 マーク・グリーニー 読了!

2020年03月20日 16時03分31秒 | 作家 か行
暗殺者の鎮魂 (ハヤカワ文庫NV) 2020.3.19読了。
マーク・グリーニー (著), 伏見 威蕃 (翻訳)

CIAをはじめ幾多の勢力から追われる身となった“グレイマン(人目につかない男)”と呼ばれる暗殺者ジェントリー。彼はアマゾンの奥地に潜伏していたが、密かに追跡していた男が居所を突き止め、戦闘チームに襲撃させた。グレイマンは反撃する。その後彼はメキシコ湾岸へ向かうが、途上で命の恩人の死を知り、メキシコの町に墓参に訪れる。だがそこで、麻薬カルテルと戦うことに!迫力溢れる出色の冒険アクション。グレイマン・シリーズ。



グレイマンシリーズも第3弾となりましたが、またしても、お人好し全開のグレイマン。しかもお人好し度がどんどん上がっていく。しかもしかも、命がけで助けた女には、さっさと信仰を選ばれて捨てられる始末、情けなし。もうこうなると、どこが超一流の暗殺者なんだかわからないね。超一流のお人好しであることは間違いないのだが…。もうちょっとビシッとしてくれんかな。…6点。

「暗殺者の正義」 マーク・グリーニー 読了!

2020年03月06日 16時58分32秒 | 作家 か行
暗殺者の正義 (ハヤカワ文庫 NV) 2020.3.6読了。
マーク・グリーニー (著), 伏見 威蕃 (翻訳)

“グレイマン(人目につかない男)"と呼ばれる暗殺者ジェントリーは、ロシア・マフィアから、悪名高いスーダンの大統領の暗殺を依頼された。だがCIA時代の上官が現われ、意外な提案をする。大統領を暗殺するふりをして拉致せよ。成功すれば、今後命を狙うことはないというのだ。彼はロシア・マフィアの依頼を受けたように見せかけてスーダンに赴くが、次々と思わぬ事態が! 『暗殺者グレイマン』に続く傑作冒険アクション



このシリーズしか、読みたくなくなった。
今回も面白かったが、ほんの良心から変な女を助けて、メインのストーリーから脱線するのはいただけんなぁ~。これじゃーセミプロだよな。矛盾は見なかったことにする類の小説だが世界最高峰のプロの暗殺者にしてはお人好しすぎる。人道的世界貢献とかしてるし。前作よりグレードダウン。…7点。