ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「テミスの剣」 中山七里

2022年07月20日 14時54分32秒 | 作家 な行
テミスの剣 (文春文庫) 2022.7.19読了。
中山七里 (著)

豪雨の夜の不動産業者殺し。
強引な取調べで自白した青年は死刑判決を受け、自殺を遂げた。
だが5年後、刑事・渡瀬は真犯人がいたことを知る。
隠蔽を図る警察組織の妨害の中、渡瀬はひとり事件を追うが、
最後に待ち受ける真相は予想を超えるものだった!
どんでん返しの帝王が司法の闇に挑む渾身のミステリ。



司法国家とは? 国家権力とは? 司法が腐敗していて、自己保身しかない警察のくだらない足の引っ張り合い、冤罪ってなくならないわけだな。何時自分がやってもいない事件で逮捕されてしまうかもしれない。そう思うと恐ろしい。途中のストーリーもどんでん返しも良かった。渡瀬警部の足跡が知れてちょっと得した気分。6点


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