異人たちの館 (講談社文庫) 2017.11.13読了。
折原 一 (著)
富士の樹海で失踪した息子・小松原淳の伝記を書いて欲しい。売れない作家島崎に舞いこんだゴーストの仕事―。女依頼人の広大な館で、資料の山と格闘するうちに島崎の周囲で不穏な出来事が起こり始める。この一家には、まだまだ秘密がありそうだ。五つの文体で書き分けられた折原叙述ミステリーの最高峰。
あまりにも評判が良すぎて、期待しすぎた。
読み終わってみれば「こんなもんか?」とあまり楽しめなかった。
叙述ミステリーだろうがなんだろうが、まずはストーリーがすごく面白くなければ、600ページもある本なんで、没頭できない。話がそこまで面白くなかった。
あと、ところどころトリックが読めてしまったところと、話が強引にすすむあたり気になった。
まあ、いろいろあって、ページをもう少し圧縮していただきたかった。
折原叙述ミステリーの最高峰と言われているが、自分にはオチはともかくとして、ストーリーとしては「倒錯のロンド」の方が面白かったかな。…5点。
折原 一 (著)
富士の樹海で失踪した息子・小松原淳の伝記を書いて欲しい。売れない作家島崎に舞いこんだゴーストの仕事―。女依頼人の広大な館で、資料の山と格闘するうちに島崎の周囲で不穏な出来事が起こり始める。この一家には、まだまだ秘密がありそうだ。五つの文体で書き分けられた折原叙述ミステリーの最高峰。
あまりにも評判が良すぎて、期待しすぎた。
読み終わってみれば「こんなもんか?」とあまり楽しめなかった。
叙述ミステリーだろうがなんだろうが、まずはストーリーがすごく面白くなければ、600ページもある本なんで、没頭できない。話がそこまで面白くなかった。
あと、ところどころトリックが読めてしまったところと、話が強引にすすむあたり気になった。
まあ、いろいろあって、ページをもう少し圧縮していただきたかった。
折原叙述ミステリーの最高峰と言われているが、自分にはオチはともかくとして、ストーリーとしては「倒錯のロンド」の方が面白かったかな。…5点。