ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「空色勾玉」 荻原規子 読了!

2019年05月15日 17時54分51秒 | 作家 あ行
空色勾玉 (徳間文庫) 2019.5.14読了。
荻原 規子 (著)

輝の大御神の双子の御子と闇の氏族とが烈しく争う戦乱の世に、闇の巫女姫と生まれながら、光を愛する少女狭也。輝の宮の神殿に縛められ、地底の女神の夢を見ていた、“大蛇の剣”の主、稚羽矢との出会いが、狭也を不思議な運命へと導く…。神々が地上を歩いていた古代の日本“豊葦原”を舞台に絢爛豪華に織り上げられた、日本のファンタジー最大の話題作。



面白かった。おっさんをキュンキュン言わせてどーすんのかね? 日本の古代ファンタジーってところが斬新でまたいい。これ3部作なんで全部読むことが今のうちから決定。…8.5点

「天獄と地国」 小林泰三 読了!

2019年05月07日 19時38分59秒 | 作家 か行
天獄と地国 (ハヤカワ文庫JA) 2019.5.7読了。
小林 泰三 (著)

頭上に地面、足下に星空が広がる世界。人々は僅かな資源を分け合い村に暮らしていた。村に住めない者たちは「空賊」となり村々から資源を掠め取るか、空賊の取りこぼしを目当てに彷徨う「落穂拾い」になるしかない。世界の果てにもっと人間の暮らしやすい別天地があると確信した、落穂拾い四人組のリーダー・カムロギは、多くの敵と生き残りを賭けた戦いを繰り返し、楽園をめざす旅を続ける―。傑作短篇の長篇化完全版。



軽い感じの正統なSF。
でもやっぱり、ぐちゃぐちゃだったり、べとべとだったり。
グロクても、世界観はいい。…6点。