200勝ペース! 外人そこのけ戸崎が通る!!

昨日の浅井康太のジャン先行は驚いたが、記念20勝目と昨年のグランプリ覇者はジンクスも関係ないようだ。　さて本職に戻って、8月競馬だ。　それにしても戸崎の頑張りは特筆もの。　去年の3月からJRAジョッキーとしてスタートしたミルコ・デムーロ、クリストフ・ルメール。　途中からでも充分な業と存在感を示して、フルの今年は当然この二人のリーディングJ争いとみられていた。　しかし戸崎は今年の年頭に、リーデイング三連覇と宣言し、「外人がいるからこそ余計に価値が出る。これはやらなければいけないですね」。と涼しい顔して云ってのけた。　但し、大部分の人は、その実現性を疑っていた筈。　大井でデビューの頃から戸崎を見て、南関東を代表する存在となり、JRAへの転入が決まった際には、リーディング獲れるよ、と云った私でもだ。
　現在1位戸崎117勝。2位ルメール100勝。　勿論ジョッキーはケガや騎乗停止、海外遠征などで乗れないケースもある。大雑把な枠組みでいえば、無事是名騎手という要素はあるね。　現在の17勝差は、残り21週という観点からは、1週1勝ずつルメールが上回れば、理屈上は逆転可能となる。　ただルメールはすでにマカヒキでの仏遠征があるし、今年の戸崎は今まで以上の安定感と反発力がある。　連対率でみても、これまでは平均すると2割5分前後だったのが、今は3割を遥かに超えている。　どうだろう、戸崎が押し切る可能性が高いのではないか。　戸崎ここ3年の勝数は、113.146.130だが、今年はなんと200勝ペースになっている。　外人二人がJRAジョッキーとなった体制の中でのこの数字。凄いとしか云いようがない。　こうなれば是非ともリーディング三連覇を達成してほしいね。　戸崎に乗ってもらおうと思っていたエリティエール(姉ルージュバック)は、残念なことに頓挫したが、幸い重度でなく、巻き返しは充分可能な模様。　少し遅れても待つとしよう。　勿論鞍上は戸崎でね。