五輪、モレイラ、フローレス、ソウル…。

女子マラソンは高視聴率だったらしい。日本勢は最初から上位食い込みは絶望的だったけど、やはり皆さんマラソン好きなんだね。　中居クン効果もあったのかも。　昔の有森vs松野の代表争いなんて、世を巻き込んだ大騒動だったけど、今は誰が代表になっても期待感はほぼゼロだもんな。　アフリカ勢の強さは圧倒的、バーレーン、アメリカも近年レベルが上がっている。　東京五輪では大会の華であるマラソンも、コース貸し状態じゃ寂しいね。
　関屋記念は直線向いてダノンリバティ大楽だったけど、ヤングマンパワーが差してきての競り合い。ヤングに凱歌だが、戸崎の気迫は凄かった。　母のスナップシヨットって、仲間内のPOGで持っていた気もするが、この馬はエンジン掛かるといい脚使う。　軸に期待したピークトラムは思わぬ大敗。やはり私がこういう無難な馬に◎付けるとダメだね。
　注目のモレイラ。　札幌で土日18レースに騎乗。1着5回、2着5回、3着3回と馬券に13回絡み、連対率は5割以上。でも1番人気が半分の9頭、2番人気が6頭と、総じて勝てそうな馬への騎乗だった。　実際にスムーズに追えなかったレースもあったし、点を付ければ80点というところか。　まあ鞍はまりというか、そういう安定感はひと味違ったけどね。
　注目といえば、新馬のフローレスマジック。残念ながら写真判定での2着だった。　勝てなかったのは物足りないが、前半の運びが思ったより苦戦したので、ゴールを考えると能力の片鱗は充分窺える。　クラシックに乗ることはまず間違いないと思うよ。　勝つまで行くかは微妙だけど。
　ソウルスターリングは正式に札幌2才Sは使わず、2戦目は秋の東京に決まった。　10月という表現なので、サウジアラビア、アイビー、アルテミスのどれかになりそう。　ルメールが是非乗りたいということなので、そのあたりも考慮されるかな。　土曜の札幌未勝利戦で、ソウルスターリングと同じ新馬戦に出走、5馬身ちぎられたエトルディーニュが2戦目楽勝した。　ソウルスターリングとアドマイヤマンバイが激戦を繰り広げ、他の馬はレベルの違いに為す術なかったが、その内の1頭がすぐに勝ち上がったわけだ。　もうあのレースのレベルは疑いないものだろう。　Aマンバイの2戦目がいつか知らないが、かなりの能力の筈だ。
　女子卓球はドイツに敗れ、メダルが危うくなってきた。　明日行われる中国VSシンガポールの敗者と3位決定戦。多分相手はシンガポールだろうが、簡単な相手でもないし、決勝へ行けないショックもあるだろうしな。　個人に続きメダルなしとなれば、福原・石川の去就も注目になりそう。　まあ東京五輪は伊藤と平野の二人が軸なのは周知のことだ。
　札幌記念。真夏の超G2なのだが、ちょっと水増しメンバーという感じ。　モーリスが強さを見せれば、それなりの収まりにはなりそうだが。