なんかPOGの話は、あまり受けが良くないみたい。 ま、POGを本格的に述べるなら、そっちので書けよってことなのかな。 というわけで、セミナーは今回で一応区切りとしますか。 さて、最初は、イタリアンレッド(牝・石坂)父ネオユニヴァース、母バルドネキア。 キングカメハメハが目立ってしまう今回のPOGだけに、むしろネオユニヴァース産駒はお買い得かもしれない。 本馬はまず馬がいい。 動き出しの良さそうな体型で、皮膚も品を感じさせる。 経験上こういうタイプはハズレが少ない。 母方がIndian Ridgeだけに、やや気性面の不安はあるけど、上もタヤスターゲットなんかがいて、悪くはない。 値段が安めの馬なんだけど、走ると思うけどな。 評価点75。 アドマイヤテンイチ(牡・友道)父アグネスタキオン、母ティエッチマンボ。 正直タキオン産駒はもっと走りそうな馬もいるんだけど、タキオンの穴ということで取り上げた。 現3才アドマイヤサクラの下になるが、マーベラスからタキオンに替わって、額面通りの評価でいい。 それなりデビューも早そうだし、セレクトの値段もソコソコのレベル。 大物ではなくても、こういう馬を持つと、結構楽しめると思うよ。 評価点80. シナトラ(牡・小西)父スペシャルウィーク、母ヤマタケポロン。 スペシャルウィークは底が見えたように思われているが、今年は質量ともにかなりの布陣だ。 活躍馬が出た後の種付けで、いい肌馬が揃った模様。 本馬はPOG的には、ひとり20頭持ちぐらいじゃないと、名前が挙がらないかもしれないが、黒光りするがっしりした馬体と、すでに函館デビューが決っているというのがポイント。 名前といえば、20世紀最大のエンターティナーを持ち出すとは大胆不敵だね。 評価点70。 ワールドプレミア(牡・松田国)父アグネスタキオン、母ポインテッドパス。 穴っぽい馬が続いたので、最後はお馴染みの血統馬を。 これは今年のPOGの最大の特徴なのだが、エネルギー的に、配合のピークという大物候補が少なく、血統から目を引くのは、母が高齢という馬が多い。 本馬も代表的な例で、兄ネオユニヴァースとも6才の差がある。 ネオ自体がやや晩年の仔だったから、もう相当な恥かきっ子(失礼) まあ活力溢れるタキオンの血に期待という感じかな。 馬は迫力あるね。 評価点75。
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