1988年、イギリス作品
監督 : ケン・ラッセル
出演 : ヒュー・グラント、ピーター・キャパルディ、アマンダ・ドノホー、サミ・デイビス他
若き考古学者のフリント(ピーター・キャパルディ)は、スコットランドの田舎町で巨大な動物の頭蓋骨を発見する。
とある夜、この地方のかつての領主であったダンプトン家のパーティーに招かれ、若き当主ダンプトン卿(ヒュー・グラント)から、この地に伝わる巨大な白蛇の伝説を聞かされる。
はじめは単なる伝説にすぎないと思っていたフリントであったが、白蛇伝説を聞かされてから、蛇にまつわる不思議な事件が相次いでおこるようになる。
一方、村の「神殿の家」と呼ばれる屋敷にシルヴィアという美女が住んでいた。
実は彼女は蛇の化身で、闇の王ダイオニオン(白蛇)復活をもくろんでいたのであった。
このシルヴィアが蛇の化身だと知ったダンプトンとフリントは、協力しあいヘビ退治をしようとするのだが、その方法がばかばかしくて笑ってしまうのだ。
ダンプトン邸の塔に拡声器を設置し、「ヘビ使いの曲」を流し、シルヴィアをおびき出そうとするのだ。
壷の中で寝ていたシルヴィアはまんまとひっかかり、音楽にあわせて腰をくねらせながら壷の中から出てくるのだよね(爆)。
あ、ありえない~~!その姿は爆笑もんである。
でも停電になり音楽が止まってしまって、結局その計画は失敗に終わる。
次にフリントがキルト姿になって(なぜに正装までする必要があるのか?)、バクパイプを演奏しながらシルヴィアをおびきだそうとするのだ。
シルヴィアの毒牙にかかった警察官が踊りながら出てくるのだが、シルヴィアは二度も同じ手にひっかからなかった。
敵もさるもの。なんと耳栓をしていたのだ(爆)。
結局この作戦も失敗に終わり、解毒剤をうっていたもののフリントはシルヴィアの毒牙に襲われる。
こちらはあまり役にたたなかった(笑)ダンプトン卿。
実生活でもあまり頼りにならなそうなヒュー様が演じております。
むむむ・・・これはゴシック調ホラーではなかったのか?
ブラック・ユーモア満載で、ホラーというよりはコメディに近い、なんとも不思議な後味の残る作品だ。
劇中とエンディングに使われている、おどけた感じの白蛇伝説民謡の歌詞も結構えぐくて笑える。
ラストは思いもよらないような結末が用意されており、最後の最後までユーモアを感じさせてくれる仕上がりになっている。
ちょっとレトロでエロチックな映像が、この映画をかえって斬新に見せていて面白い。
ホントにホラーなの?!!読んでてこんなに笑えるなら作品を観たら笑い死んでしまわないか心配!
でも、恐怖と笑いはある意味背中合わせだし(そう??)。
小さいころ読んでた蛇女の漫画、とってもこわかった~~イギリスにもいるんだ、蛇女~~!
この作品、やっぱ、「ラブソングが~」のヒュー様の影響で紹介してくださったのでしょうか?(笑)
ピーター・キャパルディって聞いたことあるようなないような、と思って検索したら、「ローカルヒーロー」に出ていたのですね。彼のことは思い出せないけれど、DVDも持ってて好きな作品。あとで確認してみます。
いや~~DDさんやjesterさんを含め、他の方はさ~~「ツォツィ」とか「約束の旅路」とか「バベル」とか「ルワンダの涙」とか、いい映画を観ているのにさ~、ワタシはこんなばかばかしいの見ていていいのか?と自問自答してしまいました・・・。
ほんで明日見ようかなと思っているのはレイフの「ギャンブル・プレイ」だでよ。←反省してるのか?
もーしゃーないでしょ?
なんか思いっきり世間から置いてきぼりくってるのよねー。
「ラブソング~」観て来て面白いと思ったけど、みんなが「よかった」って言ってるので、今更ワタシが感想言ってもしゃーないわなと思って。
で、ヒュー様作品って「日の名残り」あたりからしか見てないことに気づいて(白い炎の女は見たけど)、んじゃちょっくら古いのも見てみるべーかと思ったのですわ。
「即興曲 愛欲の旋律」も見たいのだけど、レンタル屋においてないのよね~。DDさんは見たことあるかな?
うを~~長くなっちゃった!
明日は早起きなので強制終了でございます。
こっちはまだ上映がないのよ(笑)。
ミニシアター系の作品って、関東で出足好調だと、順調に行けば概ね2~3か月くらいかけてどんぶらウチのほうに下ってきてくれることもあるの。でも、2週間で終わっちゃうし、いつまで待っても来なくてDVDが先に出ることもあるし!
「ボンボン」をご覧になったdimさんがうらやましかったりして(笑)。
「即興曲 愛欲の旋律」は知らなかったです。ヒューがショパンですか。・・・しかし~、その邦題って~(汗)
ワタシ、B級C級といわれている映画も好きなので、dimさんの感想楽しく読ませていただいてますよ♪この「白蛇伝説」も観ようと思ってるし!
自分が好きなら何だっていいよね♪
最近、とっても観たかったのは「かちこみ!」ってやつなんだけど。知ってます?あと、「BRICK」と「13/ザメッティ」。東京の友人がおもしろかったって教えてくれたんだけど、どれもまだまだ南の島には漂着しないのよ~(涙)
・・・と、またまたサナダムシ文でゴメンナサイ!
「約束の旅路」は感想書くかどうかわからんけど、ワタシも是非観たいと思っています。
「ボンボン」はユルユル気分になりたい時に観るといいですね。癒されるっていうか身体中の力抜けます(笑)。
「即興曲 愛欲の旋律」・・・確かにヒドイ邦題ですが、ジュリアン・サンズも出ているので是非是非是非観てみたい一品なのです。でもずーっと探しているのに、どこのレンタル屋にもおいてないのです。帯雨林さんじゃビデオなのに6000円だっつーし・・・。高すぎるのよ~(涙)。
「かちこみ!」と、「BRICK」はタイトル聞いたことがあるだけ。「13/ザメッティ」はスリル満点、結構面白いって話ですよね。
ワタシはどれも多分観れないと思いますが・・・。
DDさん、ご覧になったら是非感想聞かせてくださいまし。
今日「ハンニバル・ライジング」観てきましたよ~。
またまた感想書きませんが、ワタシはみなさんがおっしゃるほどはギャスパーくんが美しく見えず・・・あんまりにも惨殺シーンが多いのでちょっとうんざりして観てました。でも冒頭から8年後までも間はよかったと思うな~。ハンニバル少年可愛かったもの~。
さて、今から「ギャンブル・プレイ」見ます・・・と思ったけど、「家の鍵」を見ることにしました。
今からキム・ロッシさまよ~~!
そういえば、私も観たいと思っているダニエル・クレイグの「ホテル・スプレンディッド」がレンタル屋でも通販でもずっと探せなくて・・・熱帯雨林のユーズドでは9000円~になってるけど、ちょっとねええ~。
ギャスパー君、もとい「ハンニバル・ライジング」は2回観たのだ(笑)♪
2回観てもギャスパー君は麗しかった!よく頑張っておりました!
うん、ハンニバル少年、可愛かったですね。ミーシャも。
2回目のほうが風景も音楽も衣装も美しいことにようやく気付いたし(爆)、あ、そういうことだったの、とわかるシーンもあったし。鈍いワタシはいつものことではありますが。
「家の鍵」ご覧になってるころですかね~。キム・ロッシさま~~♪
この前、東京の友人に、そっちでイタリア映画祭をやってるから代わりに観てきて~(爆)とお願いしたら、今日(あ、もう昨日か)「犯罪小説」を観てきたそうです。キム・ロッシさまはモチロン、作品的にもとっても良かったと叫んでました~~~(PCでだけど)!!!
是非、一般公開してほしいですね~~
いや~、この映画、懐かしすぎて涙が出ましたわ。なんじゃこりゃ?と言いつつヒューだしと思った覚えが。
「BRICK」と「13/ザメッティ」はどちらも私は非常にお薦めでございます。ぜひ機会があればご覧くださいませ。
で、dimさん・・・ギャスパー君が美しく見えなかったって?私は「きれいで上品な顔してて残酷」ってスタイルにも実は弱いので、結構うれしかったですわ。1人殺した後に、「うんうん、それで?次は?」とかぶりつき状態。
ダニエル・クレイグの「ホテル・スプレンディッド」ユーズドで9000円って?ちょっとぼったくってますよね・・・。
あ、なんかおふたりに話しかけちゃってますね、こりゃ。失礼しました~。
アラン・リックマンの「愛しい人が眠るまで」も見たいのだけどやっぱり何処にもおいてないの。これも熱帯雨林さんで6000円よ・・・。レンタル落ちだろーにさ~~。ケチケチしやがって~~~(涙)!!
しょええ~~!!カジノ・ロワイヤルの時もすごいと思ったけど、同じ映画を何度も見るというその行為・・・愛がなければできませんがな。
あ、サンシャイン2057も二回観てるんですよね。
ハンニバル・ライジングのギャスパーくん、時には美しく見えないこともなかったんだけど・・・独特の雰囲気はあると思ったけど、なんだろーなー。何故はまれなかったのか自分でもよくわからないっす。
家の鍵よかったですよ。父親頑張るの図に弱いワタシは号泣はしなかったものの、常にうるうる気味でした。
ああしかし、あんなかっこいいとーちゃんがいたら・・・どんなに毎日が幸せなことだろー。世の男がかっぱに見えるだろうなー。ワタシが娘だったら絶対に嫁にいかないわと不謹慎なことをちらりと考えもしましたが(やはりミーハー根性がうずきました)、今回はマジにまとめてみました。
そうそう、この白蛇伝説、まさに「なんじゃこりゃ~~」なんですよね。ワタシも思っていなかった話だったのでちょっと拍子抜けしたような・・・。
でもまあ笑わせてもらったので、まーいーかと(笑)。
>1人殺した後に、「うんうん、それで?次は?」とかぶりつき状態。
しょええええ~~~~!!ワタシは「え~~~~っ!もう人殺しやめてくれ~~~!!そこまでするか~~~!!」と妹を殺した連中に同情しながら(笑)見ていました。
>「BRICK」と「13/ザメッティ」はどちらも私は非常にお薦めでございます
そうですか。DDさんのお友達もオススメだって話ですし・・・映画館では多分観れないと思うので、DVDレンタルして(買え)見てみます~~。
あ~どんどん二人の会話に加わってくださーい(笑)。
ワタシは、昨夜、「トリノ、24時からの恋人たち」のDVDを観たのですが、イタリア映画だからってわけでもないですが、主役の映画オタクの青年が段々、何だかキム・ロッシさまに見えてきて仕方なかった。。。ちょっとよわっちろいキム・ロッシさまって感じ(爆)。かわいい♪
そのオタク青年が棲家にしてる映画博物館というのが楽しそうで、行ってみたい~!
・・・って、また話がずれてます。ゴメンナサイ。
やきそばさん、オススメありがとうございます♪
>「きれいで上品な顔してて残酷」ってスタイルにも実は弱い
さすがでございます~。ワタシもやきそば師匠の「暗黒街の王子」好き「闇に咲く白い花」好きにかなり影響されております♪♪(笑)
はい、「家の鍵」見ながら「キム様、意外とヒゲが濃いなあ」とか「腕毛もじゃもじゃ!」とかしっかり観察していたdimでございます(爆)。
ええ、どんな映画を見ていても頭のどっかの部分で「いい男」を観察しているのですよね。恐ろしいことです(笑)。
>ちょっとよわっちろいキム・ロッシさまって感じ(爆)。かわいい♪
って・・・キム様自体がすでによわっちろい気がしますが(爆)。
そうそう、ワタシも先日熱帯雨林さんで「アパッショナート、買おうかどうしようか~」って悩んでいたら、「このDVDを買った人はこんなのも買っています」と「トリノ、24時からの恋人たち」を紹介していたんですよね~~。
映画博物館・・・なんだか名前を聞いただけでも楽しそうな感じがしますね。
「暗黒街の王子」「闇に咲く白い花」って最後は大抵死ぬんだよね~~(笑)。でもそういうやつって何故かみんなかっこいいんだよね~~。