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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 2-1 A Scandal in Belgravia その8

2017-10-11 21:38:16 | Sherlock S2E1
「ベルグレービアの醜聞」

Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat

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前回、ふと思ったんですけど、
アイリーンにシャーロックの画像を送ってるのってモリアーティじゃないですか。
て、事はモリアーティはストーカーしてるの?(部下が撮ってます)


帰りのタクシーで。

JW:たばこ吸ってるってなんでわかったんだよ。
SH:証拠は君の目と鼻の先にあったよ、ジョン。
相変わらず君は見てはいるが観察していない。
JW:観察って何を?
SH:灰皿だ。
シャーロックはコートの中から灰皿を出します。
笑いあうふたり。

を、誰かが撮影しアイリーンに画像が送られます。
それを楽しそうに見るアイリーン。

IA:ケイト!
お客様がみえるから準備に時間が要るわ。
Kate:長くかかります?
IA:かなりね。
アイリーンはウォークインクローゼットのドアを開き衣装を選びます。


221B。
シャーロックの部屋から服が次々と投げ出されています。

JW:何してるんだよ。
SH:戦いに行くんだ、ジョン。武装しないと。
消防士の衣装のシャーロック。

SH:違う。
IA:違うわ。

Kate:私には効果ありますよ。
IA:あなたには何でも効果あるのよね。


JW:で、どんな計画?
SH:僕たちは彼女の住所を知っている。
JW:え、ドアベルを鳴らすだけかよ。
SH:その通り。
タクシーを止めるシャーロック。

JW:君は結局、着替えもしなかったな。
SH:これから彩りを加えるんだ。

颯爽とスカーフを外すシャーロック。

JW:ここだっけ?
SH:通り2本を隔てたところだけど、いいんだ。
JW:何で?
SH:顔を殴れ。

Kate:色は?
IA:ブラッドを。

JW:殴れ?
SH:そうだ、僕の顔を殴れ?聞こえたか?
JW:: I always hear ‘punch me in the face’ when you’re speaking,
but it’s usually sub-text.
(いつも君が話し出すと「僕の顔を殴れ」って聞こえてくるけどそれは独白なんだよ。)
※ sub-textがわからなくてですね。字幕を見ましたが訳してなかったし。
心の中のセリフ、という意味もあるようなので「独白」にしてみました。

SH:Oh, for God’s sakes.
と、言ってジョンを殴ります。

殴られればすぐに殴り返すのがジョン。
シャーロックもちゃんとわかっています。

SH:Thank you. That was – that was ...
でもジョンはやめません。100倍返しです。

SH:OK!これで大丈夫だと思うぞ、ジョン。
JW:忘れたのか、シャーロック。僕は元軍人だ。人を殺したこともあるんだ。
SH:君は医者だ!
JW:ツイてない日だってあるんだ!

Kate:衣装は何を?
IA:戦闘服よ。
Kate:まあ!幸運な人たちね。

ドアベルが鳴り、ケイトが応じます。

Kate:Hello?

SH:あー、お邪魔してすみません。
えー、実は襲われてしまいまして、えっと、それで、あー・・・
多分、彼らにサイフを持っていかれてしまって、それと、電話も。
すみませんが助けてもらえませんか?

Kate:警察に電話しましょうか。
SH:ありがとう!お願いできますか?


中に入れてもらえたシャーロック。
後ろからジョンも入ってきます。
SH:あ、あの、警察が来るまでこちらで待っても構いませんか?
ありがとう。本当に助かります。
JW:僕が目撃したんです。大丈夫、僕は医者です。
救急箱はありますか?
Kate:キッチンに。どうぞ入って。

シャーロックとジョンはお礼を言って部屋に入ります。

続きます。

パンチの場面も名場面ですよね。大好きです。
シャーロックがスカーフを外すところは「SEXY」と絶賛され、
GIFも大量に作られていたのを思い出します。

4 コメント

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笑い合うふたり♪ (Misty)
2017-10-11 22:02:04
再びこんばんは。
私の大好きな笑い合うふたりだったので、思わず…
幸せ絶頂期ですね!

そんなふたりをストーカーする…いや、部下にさせる(?)モリアーティ、よく考えると結構危ないですね。その写真を楽しそうに見るアイリーンの私の中でのイメージは、余裕で二人の微妙な関係を眺めて面白がってるか 感じだったんですが…一番お見通しというか…まぁ、シャーロックに惹かれてたとしてもちょっと可愛い年下の男の子的に…

それにしても、この頃は殴り合いも愛があっていいですね~和みます。
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Re.笑い合うふたり♪ (dico)
2017-10-11 22:15:16
Mistyさん
早速ありがとうございます!
本当に幸せ絶頂期という言葉がふさわしいです。

写真をながめるアイリーンは本当に微妙なふたりを見て面白がっていそう。
意地悪しつつも応援していそうな感じでしたよね。
ハリー姉さん(妹だけど)なイメージです。
モリアーティはいつからシャーロックのストーカーをしていたのかも気になります。

この時の殴り合いは見ていて微笑ましいですね。
鼻は殴らないジョンだったのに・・・・
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悪ガキども&妄想 (篠田真由美)
2017-10-12 08:45:47
もーもー、なんでしょうねえ。このふたりの、息の合った悪童ぶりは。シャーロックはジョンが「灰皿盗みたい」といったから、持ってきちゃったわけ? しかしバッキンガム宮殿の備品にしては、すごい普通の灰皿(笑)

少し話がそれます。「7」を見た時に思ったんですが、be mother でお茶を淹れるという意味、このドラマで初めて知ったのですが、なんかマイクロフトが「母親ぶっている=偉そうに庇護者気取りをしている」というダブルミーニングな気がしてしまって、それにシャーロックが応じたせりふから、もしかしてホームズ3兄弟は親と引き離されて育ったのだろうか、などと深読みしてしまいました。
S4E3でピクニックの映像が出ましたが、3人だけの食事シーンに、妙に荒れた感じの、人里離れた雰囲気のマスグレイブ屋敷。他の子供を知らなかったようなマイクロフトのセリフ。するとユーロスに殺されたビクターも普通の子ではなかったはずで、マイクロフトがそこを離れた後、3人の子供の愛憎が殺人事件になどと、ホラーな妄想がむくむくしてしまいました。
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Re.悪ガキども&妄想 (dico)
2017-10-12 22:38:11
篠田先生
深読み、読ませていただきました。
思わぬホラーな展開でしたがシャーロックはホラーでもイケますね。
そうきたかー!なラストも面白かったです。
このラストだったらユーロスをあっさり許してしまうのも仕方ないと思えますね。

マイクロフトが親代わり説もとても説得力あります。
ずっとホームズ兄弟の母親は冷淡で厳しい女性だと勝手に妄想していたので
母親の不在はとてもしっくりしてしまうのです。
シャーロックがマイクロフトに反抗しながらも、
どこか逆らえていないのもうなずけますし、
シャーロックの性格はこうやって形成されたのだなと思えます。
S4の過去話はイマイチ説得力がないんですよね。

「悪童ぶり」、かわいいですよね。
普通の家庭の中で育ってこなかったシャーロックは、
少年時代をやり直しているのかもですね。

灰皿、私も思いました(笑)
普通に売ってそうな灰皿ですし。
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