「ベルグレービアの醜聞」

Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat
Previous→The Great Game
Next→The Hounds of Baskerville
今回も画像がしつこいです。
マイクロフトがティーポットを持っています。
MH:I’ll be mother.(私がお茶を淹れよう。)
※be motherで「お茶を淹れる」という意味になるんですね。
SH:簡単に言うと、子ども時代からずっとこうだ。

Harry:私の雇い主は問題を抱えている。
MH:事は極めてデリケートな問題で犯罪の可能性も秘めている。
この困難な状況に、わが弟よ、お前の名前が浮上したのだ。

SH:なぜだ?お粗末な警察と多少役に立つシークレットサービスがいるじゃないか。
なぜ僕に?

Harry:人はみな君に助けを求めるのではないのかな?Mr.ホームズ。
SH:海軍を持つような人が来たことはない。

MH:これはハイセキュリティに関わる問題で、それ故に頼りにするのだ。
JW:シークレットサービスは信用できないのか?
MH:当然だ。彼らはみな金のためなら誰でもスパイするのだよ。

Harry:我々には予定があると思うのだが。
MH:ああ、そうだったな。
マイクロフトが写真をシャーロックに渡します。

MH:この女性について何か知っているか?
SH:何も。
MH:お前はもっと多くの事に関心を持つべきだな。
彼女は昨年、2つの政治スキャンダルの中心にいた。
最近は夫婦それぞれと関係を持つことにより著名な小説家を離婚させた。

SH:僕がトリビアに関心がないことは知っているだろう。彼女は何者なんだ。

MH:アイリーン・アドラー。業界では「The Woman.」として知られている。
JW:業界?
MH:彼女には多くの名前があるが「女王様」の呼び名を好んでいる。

SH:女王様
MH:Don’t be alarmed. It’s to do with sex.
(怖がるな。セックス上の話だよ。)
SH:Sex doesn’t alarm me.
(セックスなんて怖くないぞ。)

MH:How would you know?
(知らないくせに。)

MH:彼女の仕事は、言ってみれば、
そういった類のことを楽しめる人を叱ることで快楽を与え金を得るのだ。
これはすべて彼女のウェブサイトに掲載されているものだ。
マイクロフトは数枚の写真をシャーロックに渡します。

アイリーンとリンクしているところが良いんですよね。
SH:このアドラーという女性が人に見られては困る写真を持っているのか。
Harry:さすが早いな、Mr.ホームズ。

SH:簡単な推理だ。誰の写真?
Harry:雇い主の大切な人だ。それ以上は聞かないでほしい。

JW:何も教えられないと?
MH:若い方。若い女性だ。

SH:どのくらい写真があるんだ。
MH:かなりの枚数だ。

SH:ミス・アドラーと若い女性はその写真に一緒に写っている?
MH:そうだ。
SH:人に見られては困るような状況の写真がいくつかあるんだな。
MH:想像の範囲では、そうだ。

ジョンがずっと固まっています。
SH:ジョン、カップをソーサーに戻したほうがいいと思うぞ。

シャーロックの言葉にあわててカップを置くジョン。この場面も大好きです。
Harry:助けてくれるか、Mr.ホームズ。
SH:どう助けるんだ。
Harry:依頼を受けてくれないか。
SH:依頼?いますぐ彼女に全額支払えばいい。
ミス・アドラーのウェブサイトのタイトルにもある。「打ち負かされたと認める」だよ。

MH:彼女からの要求は何もないのだ。

MH:彼女から連絡があったのだ。
彼女は写真の存在を明らかにしたが金や待遇が目的ではないと言ってきた。
SH:パワープレイか。英国で最強の家族とパワープレイをするのか。
本当に女王様だな。面白くなってきたと思わないか?
JW:シャーロック・・・・

SH:彼女はどこに?
MH:今はロンドンだ。彼女の住所は・・・
SH:詳細はテキストを送ってくれ。今日中に連絡する。
Harry:それまでに何か情報が手に入ると?
SH:いや、写真が手に入ると思っている。
Harry:君が自称するその優秀さに望みを託すしかない。

Dog Lover 愛犬家
Public School パスリックスクール
Horse Rider 乗馬
Early Riser 早起き
Left Side Of Bed ベッドは左側
Non-Smoker 非喫煙者
Father Half Welsh 父親はウェールズのハーフ
Keen Reader 読書家
Tea Drinker 紅茶派

SH:必要なものがある。
MH:何でも言いなさい。送り届けよう・・・・
SH:マッチが欲しい。
Harry:何だって?
SH:もしくはライターでも、どちらでも構わない。

Harry:私はたばこは吸わないんだ。
SH:あなたが吸わないのはわかってる。でもあなたの雇い主は違う。
Harry:この事実を民衆にはうまく隠し通してきたのだがね、Mr.ホームズ。
SH:I’m not the Commonwealth.(僕はコモンウェルスではない。)
※コモンウェルスって??調べてみたけど連邦とか、特定の意味での国民とか。
字幕は「一般人じゃない」になってましたね。
うーん、女王陛下に忠誠を誓っていない、という意味とか?

JW:彼にしてみればかなり控えめな表現です。お会いできて良かったです。
SH:Laters!
続きます。
「SEXなんて怖くない」あたりのホームズ兄弟の会話は名訳だなあ、とあらためて思いました。
ジョンもジョンらしくシャーロックのフォローをしたりお笑い要素を入れたり活躍しています。
シャーロックのこのスーツの取り合わせも似合っていて良いです。
パープルとか、濃い色のシャツが似合うのかしら。
うーん、やっぱり良いですね。ベルグレービア。

Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat
Previous→The Great Game
Next→The Hounds of Baskerville
今回も画像がしつこいです。
マイクロフトがティーポットを持っています。
MH:I’ll be mother.(私がお茶を淹れよう。)
※be motherで「お茶を淹れる」という意味になるんですね。
SH:簡単に言うと、子ども時代からずっとこうだ。

Harry:私の雇い主は問題を抱えている。
MH:事は極めてデリケートな問題で犯罪の可能性も秘めている。
この困難な状況に、わが弟よ、お前の名前が浮上したのだ。

SH:なぜだ?お粗末な警察と多少役に立つシークレットサービスがいるじゃないか。
なぜ僕に?

Harry:人はみな君に助けを求めるのではないのかな?Mr.ホームズ。
SH:海軍を持つような人が来たことはない。

MH:これはハイセキュリティに関わる問題で、それ故に頼りにするのだ。
JW:シークレットサービスは信用できないのか?
MH:当然だ。彼らはみな金のためなら誰でもスパイするのだよ。

Harry:我々には予定があると思うのだが。
MH:ああ、そうだったな。
マイクロフトが写真をシャーロックに渡します。

MH:この女性について何か知っているか?
SH:何も。
MH:お前はもっと多くの事に関心を持つべきだな。
彼女は昨年、2つの政治スキャンダルの中心にいた。
最近は夫婦それぞれと関係を持つことにより著名な小説家を離婚させた。

SH:僕がトリビアに関心がないことは知っているだろう。彼女は何者なんだ。

MH:アイリーン・アドラー。業界では「The Woman.」として知られている。
JW:業界?
MH:彼女には多くの名前があるが「女王様」の呼び名を好んでいる。

SH:女王様
MH:Don’t be alarmed. It’s to do with sex.
(怖がるな。セックス上の話だよ。)
SH:Sex doesn’t alarm me.
(セックスなんて怖くないぞ。)

MH:How would you know?
(知らないくせに。)

MH:彼女の仕事は、言ってみれば、
そういった類のことを楽しめる人を叱ることで快楽を与え金を得るのだ。
これはすべて彼女のウェブサイトに掲載されているものだ。
マイクロフトは数枚の写真をシャーロックに渡します。

アイリーンとリンクしているところが良いんですよね。
SH:このアドラーという女性が人に見られては困る写真を持っているのか。
Harry:さすが早いな、Mr.ホームズ。

SH:簡単な推理だ。誰の写真?
Harry:雇い主の大切な人だ。それ以上は聞かないでほしい。

JW:何も教えられないと?
MH:若い方。若い女性だ。

SH:どのくらい写真があるんだ。
MH:かなりの枚数だ。

SH:ミス・アドラーと若い女性はその写真に一緒に写っている?
MH:そうだ。
SH:人に見られては困るような状況の写真がいくつかあるんだな。
MH:想像の範囲では、そうだ。

ジョンがずっと固まっています。
SH:ジョン、カップをソーサーに戻したほうがいいと思うぞ。

シャーロックの言葉にあわててカップを置くジョン。この場面も大好きです。
Harry:助けてくれるか、Mr.ホームズ。
SH:どう助けるんだ。
Harry:依頼を受けてくれないか。
SH:依頼?いますぐ彼女に全額支払えばいい。
ミス・アドラーのウェブサイトのタイトルにもある。「打ち負かされたと認める」だよ。

MH:彼女からの要求は何もないのだ。

MH:彼女から連絡があったのだ。
彼女は写真の存在を明らかにしたが金や待遇が目的ではないと言ってきた。
SH:パワープレイか。英国で最強の家族とパワープレイをするのか。
本当に女王様だな。面白くなってきたと思わないか?
JW:シャーロック・・・・

SH:彼女はどこに?
MH:今はロンドンだ。彼女の住所は・・・
SH:詳細はテキストを送ってくれ。今日中に連絡する。
Harry:それまでに何か情報が手に入ると?
SH:いや、写真が手に入ると思っている。
Harry:君が自称するその優秀さに望みを託すしかない。

Dog Lover 愛犬家
Public School パスリックスクール
Horse Rider 乗馬
Early Riser 早起き
Left Side Of Bed ベッドは左側
Non-Smoker 非喫煙者
Father Half Welsh 父親はウェールズのハーフ
Keen Reader 読書家
Tea Drinker 紅茶派

SH:必要なものがある。
MH:何でも言いなさい。送り届けよう・・・・
SH:マッチが欲しい。
Harry:何だって?
SH:もしくはライターでも、どちらでも構わない。

Harry:私はたばこは吸わないんだ。
SH:あなたが吸わないのはわかってる。でもあなたの雇い主は違う。
Harry:この事実を民衆にはうまく隠し通してきたのだがね、Mr.ホームズ。
SH:I’m not the Commonwealth.(僕はコモンウェルスではない。)
※コモンウェルスって??調べてみたけど連邦とか、特定の意味での国民とか。
字幕は「一般人じゃない」になってましたね。
うーん、女王陛下に忠誠を誓っていない、という意味とか?

JW:彼にしてみればかなり控えめな表現です。お会いできて良かったです。
SH:Laters!
続きます。
「SEXなんて怖くない」あたりのホームズ兄弟の会話は名訳だなあ、とあらためて思いました。
ジョンもジョンらしくシャーロックのフォローをしたりお笑い要素を入れたり活躍しています。
シャーロックのこのスーツの取り合わせも似合っていて良いです。
パープルとか、濃い色のシャツが似合うのかしら。
うーん、やっぱり良いですね。ベルグレービア。
ベネディクトさん、マーティン、マークさんさんの演技も軽快でありながら乗りに乗っている感じで素敵です。
個人的にはこの作品でのアイリーンのあまりにもなスペシャルな扱い(峰不二子的な)に違和感を感じるのですが、ジョンの嫉妬心をあおるコマとして配置された必要悪なキャラだと思っています。
しかしそれが、忌花やS4まで引っ張るネタになるとまでは、このころには思ってもいませんでしたが!
COMMONWEALTHは、辞書だと「特定の利害で結ばれた団体」という意味があるので、シャーロックは「あんたたちは王家のいわば身内だけどぼくはそうじゃない」といっていたんじゃないかな、と思います。
アイリーンについては「21世紀探偵」さんちで、いやってほどあれこれ考えたので、また先に行ったら書き込みさせてください。私的にはアイリーンはまさしく峰不二子であって欲しいので、シャーロックに本気で惚れたとは思いたくない方です。原作の、探偵に忘れがたい印象だけを刻みつけて、颯爽と姿を消す彼女が原型であるだけに。
そうなんですー、脚本も当然ながらカメラワークとか演出も最高です。監督GJです。
S1が好評だったからみんなノッているのかもですね。
この頃はまだそんなにプレッシャーもなさそうだし。
原作のアイリーンはモファティスに限らずファンが多いみたいだし、
スペシャルな存在にしたかったのかもですね。
ジョンの嫉妬心は面白過ぎでした。
彼女は1エピだけの出演だったからこそ根強い人気だったのに・・・
引っ張りすぎはよくないですよね。
そう仰っていただけて安心しました。
この頃はセリフもすごく凝っていて、会話だけで引き寄せられました。
ジョンのフリーズはきっと、ツーショットを想像してたんでしょうね。
マーティンのああいった演技は本当に上手いです。
COMMONWEALTH、そんな意味もあるのですか。
そう考えると先生の仰るセリフは嫌味も効いているしシャーロックらしいですね。
こんな風に考察できるのもシャーロックの面白いところでした。
アイリーンのお話、楽しみにしています。
原作のアイリーンは本当に颯爽としていましたよね。
私もアイリーンは本気じゃなかったに一票入れたいです!
そういえばモファットさんが以前カラチの夜について語っていましたが
それを読む限りモファットさんの中でもアイリーンは峰不二子なイメージでした。
ホントに…この頃のシャーロックって、きれいですよね~思わずため息が…(あ、これは感嘆のため息です)彫刻のような、ちょっと人間離れした雰囲気も、シャーロックらしくて良かったです。そして、動作もシャープできれいだったような。アイリーンの写真を受けとるところとか、動作だけで、カッコいい~とホレボレしてました。
そうかと思うと、お兄ちゃんにΓ知らないくせに」と言われて、思わず言い返せないとこはかわいくて…あ!やっぱり弟モードですか?(笑)まぁ事実だから言い返せない?バージンだと言われても、思わず納得してしまう透明感がありましたね~この頃は…懐かしいです。目の保養たっぷりさせていただきました。
こんばんは!
ため息、わかります~
アイリーンの動作もかっこいいですよね。
アイリーン邸も絵になるし。
お兄ちゃんもこれくらいの距離感が良かったですよね。
言い返せないところ、弟ですね、かわいいです。
透明感、まさに!まさにそれです。
シャーロックはAセクと言われ、
ベネさんの反撃が始まった原因ですね(笑)
あれは、なんでしたっけ。
OUTか何かのインタビューにありましたよね。懐かしいです。
私も目の保養になります。
やっぱり楽しいですね、この頃のエピソードは。