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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語 その1

2020-07-02 21:58:17 | 映画+ドラマ

The Art of Racing in the Rain

監督 :サイモン・カーティス
脚本 :マーク・ボンバック
原作 :ガース・スタイン『エンゾ レーサーになりたかった犬とある家族の物語』
2019年アメリカ

お久しぶりになってしまいました。
雨ばかりで体調も気分も下がり気味な毎日です。

東京はコロナが拡大傾向にありますが
慌てず騒がず三密を避け消毒、手洗いを徹底し
ソーシャルディスタンスをひたすら心がけてまいりましょう。

しかし、ついこの間まで非常事態宣言中だったとは思えないほど
駅も街もレストランも普通に人が大勢いるんですよね。
今月からあちこちの施設が通常営業になりましたが東京の感染者が100人を超えてしまったので
今後どうなるのか・・・・

私も今はテレワークは週二日ですが出社日もほぼ会社と家の往復で、
空いている時間も相変わらずマスク作りとドラマや映画ばかり観ています。

で、先日ようやくこの映画を観ることができました。

いつも殺伐とした作品ばかり観ているせいか
たまにこんな優しい映画を観るとほっとします。

動物ものにありがちなお涙チョーダイのストーリーではなく、
そのストーリーも終始ワンコ目線で進んでいくのでかなりシンプルです。

監督のサイモン・カーティスは「グッバイ・クリストファー・ロビン」の監督さんです。
この映画もグッバイ・クリストファー・ロビンも日本では上映してないんですよね。
両作品とも良質な映画だと思うのですがなぜ?
以前書いた感想です。グッバイ・クリストファー・ロビン

 

冒頭はそのワンコ、エンツォが老いと病気で最期の時を迎える場面から始まります。
デニーの腕の中で穏やかに身体を預けるエンツォ。
「経験を十分に積んだ犬は来世で人間に生まれ変わることができる」
これがエンツォの信念でした。


そしてストーリーはエンツォの回想という形で進みます。
エンツォの声はケビン・コスナーです。つーか気が付きませんでした私。

レーサーのデニー・スウィフトは雨のレースを得意としたドライバーで
才能はあるもののなかなかチャンスに恵まれませんでした。

おっとそういえば日本にも雨のレースが得意なレーサーがいましたね。
そう、元F1の中島(父のほう)です。
彼は富士グラチャン、富士グランチャンピオンレースの時によく見ていましたが
まさかF1に進出するとは思いませんでした。

話が逸れましたが、
演じているのはマイロ・ヴィンティミリア 。
マイロといえばHEROES/ヒーローズのイメージですが歳を重ねてもかっこいいです。

デニーは通りすがりに見つけたゴールデンリトリバーの子犬を引き取り
エンツォと名づけて一緒に暮らします。

エンツォはフェラーリの創始者、エンツォ・フェラーリの名前です。
レーサーが目指すのはやはりフェラーリのドライバーになることなんでしょうね。

デニーはエンツォをサーキットにも連れて行きました。もふもふ

サーキットに馴染んでいたエンツォにとってサーキットは
家よりも自分のホームだと感じる場所のようです。

そんなふたりの幸せな生活に新風が吹き込んできました。
スーパーで出会ったイブと恋におちます。

「マンマ・ミーア」のアマンダ・サイフリッド が演じています。
いつ見てもキレイです。髪もきれいで「まんま・ミーア」の花嫁姿はまるで妖精でした。

何となく面白くないエンツォをよそにふたりは結婚。
エンツォもリングボーイとして大活躍です。

結婚式を挙げた邸宅はイブのご両親の家でわかるように裕福な家庭です。
なのでデニーがあまりぱっとしないレーサーなのも気に入らない様子の父親です。

デニーはレースで留守になることが多く、
イブを守るのはもっぱらエンツォの役目でした。

長いのでふたつにわけます。


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