忘れられない初体験
![]() ![]() ![]() 禁断の園でレンゲさんが 坂田さんと秘め事をして 知った悦び ![]() レンゲさんにも16才の頃は、 こうして可憐な 乙女だったんですよね。 まだ高校1年生の 女学生だった頃、 レンゲさんは、 初めて秘め事を経験した。 愛のない家庭で 育ったレンゲさんは、 心のよりどころがなくて、 当時近所に住んでいた 坂田さん夫婦の家に 時々遊びに行っていた。 坂田さんも、 レンゲさんの家庭の事情を 良く知っていて、 何かとレンゲさんのことを 思いやり可愛がっていた。 レンゲさんは、 いつしか坂田さんに 淡い恋を感じるようになっていた。 坂田さんは良い人だけれど、 競馬競輪にハマッていて、 そのことで妻の幸子さんと 別居するようになった。 レンゲさんは、そんなある晩、 幼な妻のように坂田さんのために 夕ご飯を作ってあげた。 坂田さんにも何か感じるものが あったのかも知れませんよね。 その晩、レンゲさんは 坂田さんの腕に抱かれて ハラハラ。。。、ワクワク。。。 ドキドキしながら 桜の花びらを散らした。。。 『性と愛の渇き』より ![]() |
デンマンさんは、またあたしの初体験を持ち出して来て、坂田さんに大阪まで会いに行ったことを責めながら、あたしをイジメるのですわね?
レンゲさんは、僕に黙って大阪に行った事について、少しは後ろめたさがあるのですね。。。
いいえ、あたしは後ろめたい事をしたとは思っていませんわ。でも、あたしがデンマンさんに一言も告げないで大阪に行った事がシャクにさわるのであれば、あたしはデンマンさんのイジメをじっと我慢して受けるつもりですわ。
やだなあああぁ~。。。僕は。。。僕は。。。レンゲさんをイジメようなんて、これっぽっちも思っていませんよ。心の恋人のレンゲさんを僕がどうしてイジメなければならないのですか?
だって。。。デンマンさんは。。。デンマンさんは。。。心の中では怒っているのですわぁ~。
怒っていませんよ。
いいえ、怒っていますゥ~。あたし。。。あたし。。。デンマンさんのブログを毎日読ませていただいておりましたわ。
だったら、僕が怒って居ないことぐらい良く分かっているでしょう。。。
いいえ、めれんげさんと対話しながらも、デンマンさんは内心では怒っていたのですわぁ~。
どういう所を読んでそう思ったのですか?
だって、次のように書いていましたやんかあああ~~
レンゲさんは覚悟をしていると思います

レンゲさんは明日大阪から戻ってくるのですか?
その予定らしいけれど、明日になってみないと分からないですよ。
もし戻ってこなかったらどうするのですか?
めれんげさんに頼むより他にないですよ。どうですか?その時は、また引き受けてくれませんか?
でも、レンゲさんに恨まれそうですわ。
僕に何の連絡もなしに大阪に行ってしまったのですからね。レンゲさんは、ある程度覚悟をしていると思いますよ。
『エロい文学少女』より
デンマンさんは、このようにおなかの中ではあたしに腹を立てていたのですわ。そうして、あたしからめれんげさんに乗り換えようとしていたのですわ。
やだなあああ~~。。。すぐにそうやって被害妄想に陥(おちい)るのですよね。針小棒大にしてしまう。もし、レンゲさんが大阪から戻って来ない時にはめれんげさんに対話の相手になってもらう。僕は、仮定の話をしたに過ぎないんですよ。
いいえ、そうではありませんわぁ~。心の中では、あたしが戻ってこない方が良いと思っていたのですわ。それで。。。それで。。。、あたしがこうして戻って来てしまったのでデンマンさんはガッカリしているのですわぁ~。
やだなあああ~~。。。また、そうやって僻(ひが)むのですか?
僻んでいませんわ。あたしはデンマンさんの気持ちを語っているだけですわ。
だったら、僕が喜んでいるのが分かるでしょう?レンゲさんが大阪に行きっぱなしで、もう戻ってこないのではないか。。。?僕は心配して居たのですよ。でも、レンゲさんは戻ってきた。だから僕は喜んでいるのですよ。
でも。。。でも。。。喜んでいるようなお顔をしていませんわ。

うへへへへ。。。どうですか? 今度は喜んでいるように見えるでしょう?
デンマンさん!。。。んもお~~。。。あたしはマジですねん!
僕だってマジですよ。
だったら、真面目に応じてくださいな。デンマンさんは時々マジでふざけるのですわぁ~。そういうのって、女心を傷つけますわあああ~~
真面目な話し、僕はレンゲさんが大阪に行きっぱなしになるんじゃないかと心配していたのですよ。
そんな無責任な事は出来しませんわ。あたしには店長としての仕事がありますから。。。
そうですよ。だから正直言ってレンゲさんが戻って来た時には僕はほっとしましたよ。
つまり、あたしがそのような無責任な女だとデンマンさんは思っていたわけですのね?
いや、そう言う訳ではありませんよ。ただ、気になる事があったのですよ。
その気になる事とは。。。?
レンゲさんは以前僕に次のようなメールを送って寄こしたのですよ。覚えているでしょう?
送信者: "レンゲ" <renge@chan.co.jp>
宛先: "barclay1720" <barclay1720@aol.com>
件名: RE:寂しくありませんよ。 (*^_^*)キャハハハ。。。
日時: 2006年12月26日 20:24:32

うーーん...
孤独と自由は、切り離せないものでして、
誰であっても、生涯一緒にいたいとは思えないのです
すぐに束縛されてしまうような気がしてしまうのです
なので「彼氏」どまりですね
ははは...
(^Д^)
レンゲ
『小説的人生』より
このメールが、あたしが大阪へ行った事とどう関係しているとおっしゃるのですか?
このメールは僕がレンゲさんの結婚観について尋ねた時の、いわば回答だったのですよ。レンゲさんが清水君と萌え萌えになって愛し合って居る。誰が見たって似合いの夫婦になるだろうと思う。ところがレンゲさんには清水君と結婚する気持ちがないと言う。上のメールはそう言う事なんですよ。。。でしょう?
あたしは特に洋ちゃんとの結婚について考えてデンマンさんにメールを書いたのであはありませんわ。一般論として書いたまでですわ。
つまり、清水君とは結婚する可能性もあると言う事ですか?
可能性が全くないわけではありません。でも、たぶん洋ちゃんと結婚することはないと思いますわ。
そうでしょう?だから僕は上のメールを持ち出したのですよ。
どういうことですか?
普通、萌え萌えに愛し合っている相手が居れば、例え初体験の相手から連絡があったとしても、いそいそと会いに出かけて行くような事はまずありませんよ。
あたしは、何も“いそいそと”出かけたわけではありませんわ。
しぶしぶ。。。イヤイヤ出かけたわけなのですか?
お金の問題があったからわざわざ大阪まで出向いたのですわ。
分かりますよ。でもね、レンゲさんの場合にはお金の問題だと割り切って考える事が出来ない。そこにレンゲさんの愛情問題をこじらせてしまう原因があると僕は思っているんですよ。
どういうことですの?
つまりね、お金の問題と愛情の問題をごちゃごちゃにしてしまう。だから、レンゲさんの将来が見えにくくなってしまう。つまり、あやふやになってしまう。
まだ良く分かりませんわ。
要するに僕が言おうとしている事は、坂田さんのようにお金を借りっぱなしにして、お金が必要な時だけレンゲさんに連絡してくるような男に対して、常識的な女性ならば愛想をつかしてしまうんですよ。なぜなら、お金が欲しいから付き合っているのが見え見えだからですよ。
でも、坂田さんはそのような人ではありませんわ。
レンゲさんが坂田さんを良く思おうとしているからですよ。つまり、アバタもエクボシンドロームですよ。
あたしが坂田さんを必要以上に良い人だと思おうとしているとデンマンさんは、そうおっしゃるのですか?
そうですよ。レンゲさん以外の人が坂田さんの人物を冷静な眼で見るならば、恐らく10人のうちの7人から8人までが坂田さんとは縁を切って清水君と結婚して、しっかりした家庭を築くようにとアドバイスしますよ。
デンマンさんもそう思っているのですか?
はっきり言わせてもらえば、そうですよ。レンゲさんが、未だに坂田さんに対して文学少女のような夢を見ていますよ。
もう、あたしは夢見る少女ではありませんわ。
でもね、レンゲさんは最近僕に寄こしたプライベート・メッセージの中で次のように書いていましたよ。