茨城県神栖市の息栖(いきす)神社に立ち寄ってみました。
案内板によると
広大な内海であったため、香取の海と言われた古代の水郷の中で、おきすの杜と呼ばれた水の神、息栖神社の所在する息栖の地は、おきすの津と呼ばれて、交通の要所、大きな港としての役割を果たしていたとのこと。
大船の香取の海に碇おろし いかなる人か物思わざらむ 柿本人麿
今よりはぬさとりまつる船人の 香取の沖に風向うなり 藤原家隆
など歌にも詠まれている。
その後江戸時代になると東国三社(鹿島神宮、香取神宮、息栖神社)を巡拝する旅が盛んになり松尾芭蕉や十返舎一九も訪ねている。
一の鳥居
二の鳥居
神門に向かって歩く。
社殿
以前行ったことがあった香取神宮と鹿島神宮に続いて、念願かなって最後の息栖神社の地に足を運ぶことができ東国三社をようやく制覇できました。