仕事で茨城県北茨城市に行ってきました。
もし、自分が地震と津波で住んでいた家が壊れてしまったとしたら、よそから来て写真を撮る人やマスコミ報道の人に対して自分達は見世物ではないと怒りを感じると思います。そう言ったことから、車の中から町の写真を撮るのは失礼にあたり心の中で葛藤はありました。しかしながら、最近の報道が原発や放射能にウェートが置かれてしまっていて被災地域の現在の情報が不足がちになり、とりわけ茨城の現状があまり表に出てきておらず、少しでも茨城県被災地域の現状の雰囲気がわかってもらえる足しにでもなれば良いなあという自己満足的考えからあえて写真を撮らせてもらいました(気分を害する人がいたらごめんなさい)。
国道6号をいわき方向に進む途中で、津波で被害を受けた地域を通りました。
地震からもう少しで1ヶ月が経ち、復旧作業は進んではいるがまだまだの状態でほとんど手付かずの所もいっぱいありました。北茨城のお客さんと話している中では、水や魚への放射能の影響が相当気になり、その見えない恐怖と戦っている様子を感じました。
一刻も早く、原発問題が落ち着き、皆が日常生活に戻れることを切に願います。