今日は仕事が終わった後、付き合いで地元の自民党の代議士さんの集会に参加してきました。月曜日には、代議士本人が会社に来て演説をして帰って行ったのですが、今日は本人不在で、県議会議員をやっている息子や、何年か前収賄容疑で逮捕された町長、88歳の元市長などが来て応援演説してました。
行ったのが遅くて一番前の真ん中しか席が空いていなくて政治家の方々の真ん前に座って長々とした話を聞くことになってしまいました。周りに座っている人は熱烈な自民党支持者達で、異常な盛り上がりで変な宗教団体に間違えて入ってしまったような感覚に陥りました。
演説の内容を大体要約すると、こんな人口の少ない田舎町に立派な道路ができているのは、代議士の力であるという恩着せ、大臣というものは政治家としてはなかなかなれるものではないすごいポストであり、大臣をやっている代議士の政治家としての力はすごいんだぞという自慢、他の政党のライバル候補者が地元に恩恵を与えていないという他候補者への罵倒など何とも後味の悪い印象を持ちました。
集会の最後は、みんなで立ち上がって「頑張ろう!」コールをして終わったのですが、日本がどういう国になってほしいかとか世界の中でどうポジションをとって行くのかというマクロな視点は全然なく、みんな結局自分に仕事を持ってきてもらって得するか?お金が入るか?といったミクロな視点で、自分の欲望を満たしてくれるかを基準に議員を選んでいるにすぎないという印象を参加していた人たちを見ていて思いました。
家に帰って、農家の方から頂いたプラム(すもも)を食べました。この果物は今までほとんど食べたことがなかったのですが、甘くて非常においしいです。