今日は、だいぶ前に買ってきて読んでいなかった金原ひとみの「アイッシュベイビー」を読んだ。この作者は何年か前、「蛇にピアス」という作品で芥川賞を取って話題になった人である。なかなか大先生と言われるようなベストセラー作家には書けないような文章を書いており良い感性を持っていると感じた。それにしても、この本は読んでいてこっちが恥ずかしくなってくるようなきわどい表現が多く出てきたが、最近の若い子はこういうのを抵抗なく読めるんだろうか?このように考える時点で私はオヤジ?
先週20kgくらいの荷物を持って階段を上り下りしてから、腰が痛くなってきたので病院に行ってきた。待ち時間3時間くらいで5分くらいお医者さんに診察してもらって8月5日にMRIの検査をして見ましょうといわれて予約を入れて帰って来ただけだった。病院なんて滅多に行かないがほとんどがじいちゃん、ばあちゃんで待合室でしゃべりにくるのが目的といった人達で、ほんとうに緊急的に診察をしてもらいたい人たちがすぐに見てもらえないというのは問題だと思う。日本の医療の問題点を見たような気がした。病院の経営とかを考えると仕方ないんやろか・・・それにしても、きびきび働く看護師さんたちはキレイにみえたな。「まさに白衣の天使やー!(彦摩呂風に)」
今日は七夕。スーパーに買い物に行くと、笹の木が置いてあり、近所の幼稚園児達の願い事を書いた短冊が飾ってあった。「アンパンマンになりたい。」とか「サッカー選手になりたい。」といったかわいらしい願い事が並んでいる中、「金持ちの家来になりたい。」と書いた願い事が飾ってあった。なんとシュールな笑いのセンス。自分の笑いのつぼに入り大うけした。園児恐るべし。
今日は、松田優作DAYと勝手に自分で決めて、Gyaoで配信されている「蘇る金狼」「野獣死すべし」「人間の証明」3本を朝から一気に見た。松田優作は、ブルースリー、北斗の拳のケンシロウに通じるかっこいいけれど哀愁を漂わせることができる数少ない俳優だと思う。もうすでにこの世にはいない人だけど、この世に生きた証をしっかり作品に残しておりきっと何年たっても忘れ去られることはないだろう。