東尋坊を出て行く所に瀧谷寺(たきだんじ)の標識が出ていて、何となく行ってみることにしました。カーナビで大体の位置はわかるのですが、近くに案内板など一切出ていなかったため入り口を探すのに苦労しました。
参道を上がって行き、鐘楼門をくぐる。柴田勝家寄進によるものだとのこと。
観音堂は寛文年間に大改築して江戸建築の様式になったとのこと。
中に入るとお坊さんがわざわざ正装に着替えてマンツーマンで案内説明をしてくれてちょっと感激しました。
昭和4年に福井県で最初の指定を受けた名勝庭園。慶長年間から徳川中期の作。
このお寺は観光ガイドブックにもあまり載っていないし、案内標識もほとんどなく知る人ぞ知る寺院といった感じですが、静かで居心地の良い空間でした。宝物殿の受付のおばさんになぜ観光ガイドブックに載せないのか聞いた所、内は永平寺さんみたいに大きいお寺ではないし、静かな環境のほうが良いからという返答で謙虚な人柄が滲み出ていて気に入りました。