今日は仕事で東日本の農家の方々と東京の新橋駅前のSL広場集合で東電本社に行ってきました。
新橋駅あたりに行くといつも思うのですが、スーツにネクタイ姿のサラリーマンのこれでもかという多さにびっくりします。昼ごはんを食べる場所を探したのですが、安くておいしそうなお店がいっぱいあり探しているだけで楽しく、完全に田舎から上京してきたお上りさん状態でした。
中は大理石の階段で豪華な建物ですが、入り口あたりには厳しい顔をした警備員がにらみをきかせており不思議な空間でした。
東京あたりでは、震災や原発事故の後遺症のようなものは全く感じられず、過去のものになっている雰囲気で1年に1回3.11が来てマスコミの震災特集で思い出す程度のものでしょう。しかし、東日本の山や田畑を生活の糧にしていた人たちにとっては原発事故による放射線問題はずうっと続いています。ただ山や田畑を元に戻してほしいというだけの願いが生きている内はおそらくかなわないだろうと話している人の言葉を聞いているとむなしさを感じずにはいられませんでした。