HOPE 

Day of Hope「希望の日」の到来は間近!

統一を妨げるもの 統一の悲願の実現に願うこと

2018-03-01 18:46:58 | 新しい希望に向けて!

私たちの願いは統一 「統一の歌」

  우리의 소원 통일 꿈에도 소원은 통일
이 목숨 바처서 통일 통일이여 오라
이 겨레 살리는 통일

이 나라 찾는데 통일
통일이여 어서 오라 통일이여 오라
 

<日本語訳>

私達の願いは統一

夢にまで願うは統一
この真心を尽くして統一

統一を果たそう

この同胞を生き返らせる統一
この国が探し求めている統一
統一よ、早く来い

 

統一を妨げるもの

統一は悲願であるが、その統一を妨げる要因がある。それは何だろう?

妬みや嫉みの心は誰にも生じやすいものだが、これが厄介である。いわゆる愛の減少感である。カインとアベルが争ったのも愛の減少感からだった。

 

逆に統一を促進する要因は愛以外のなにものでもない。恨みや憎しみを越えて余りある愛情が全ての障壁を越えて、統一を実現する原動力となる。

そして、統一に向けてより大きな力となるものが、ビジョンである。すべてのものはより大きな目的があってこそ一つに向かうことが出来るし、その力も大きくなるものである。そしてその目的やビジョンを共有することが大切である。それは,共生であり、共栄の道である。今は対立分裂していても、共に同じ家族だという意識が芽生え育てば自ずと一つになるものである。

 

分断して70年

半島の南北は分裂が固定化して70年を経過しようとしている、この間6.25と呼ばれた韓国(朝鮮)動乱は同族間の熾烈な争い、殺し合いとなり300万人が犠牲となった。その後も南北の対立は続き、一時文鮮明先生の訪朝などを通して対話と交流が進む気配もあったが、その後も深刻な対立状況は続いたままの状態で今日を迎えている。

この南北対立の一番の元凶は北に共産党(労働党)の独裁政権が続いていることであり、そのもとはと言えば第二次大戦後の東西対立に起因する。第二次大戦が日本の無条件降伏で終結し、取り残された半島を誰が支配するかにおいて、当時支配地域を第二次大戦終結の混乱に乗じて拡大しようとしたソ連スターリンの思惑の中で、ソ連軍が駐留した北半にソ連の意をくんだ金日成政権が成立したことに始まる。そして韓国動乱後は、その当時いまだソ連コミンテルンの傘下にあった中国共産党が影響を行使して、ソ連崩壊後は特に共産中国が北を支援し続けたのが大きい。

真のお父様は六か国協議を主張しておられた。半島をめぐる当事国として、南北両国に日本、アメリカ、ロシア、中国を入れた六か国である。もとより半島情勢の緊迫化は東アジア状況としては好ましくない。できれば半島で再び動乱を起こしてほしくないというのが各国の本音だろうが、それでいて自らの影響をこの半島で行使したいというのも各国の狙いでもある。

これまで、ずっと当事国の主流であるコリアン(韓国・朝鮮人)主導による統一や平和への取り組みは十分なされて来たとは言い難い。あくまで問題解決の主流は当事者のコリアン(韓国・朝鮮人)でなければならない。これには個人や一国家の思惑が絡んでなかなかうまく運ばない状況が今日まで続いてきたのである。

 

半島統一に願われること

この半島南北の統一は周辺国家にマイナスの結果をもたらすものであってはならない。周辺国も含んだ東アジアに平和と安定をもたらしさらには経済発展ももたらすものでなければならないだろう。

先日にも少し書いたが、南北統一が周辺国家にとっても好ましいものであり、統一を歓迎し必要とあらば支援しようという動きが肝心である。

コリアン(韓国・朝鮮人)独特のものの考え方や習慣も問題である。これまでのコリアン(韓国・朝鮮人)の考え方や習慣の在り方は、とかく周辺国家との軋轢や摩擦の原因にもなってきた。

そういった点が変わって行くのかどうかが一つの問題点でもある。民族性や習慣の在り方は一つの個性でもあるので、お互い尊重しなければならないが、少なくとも隣人に不快感を与えるようなものであってはならないだろう。

 

聖書で教える最も大切なこと!

ここで、イエスがその弟子たちの質問に答えて、聖書(旧約)の最も大切な教えは何かと言うことを教えた言葉を思い起こしたい。イエスキリストは、聖書の最も大切な教えとは「心を尽くし思いを尽くし精神を尽くして主なるあなたの神に仕えなさい」と言うことであり、さらには「己自信を愛するようにあなたを隣人を愛しなさい」と言うことだと教えた。これが聖書(旧約)の教えの全てだとも教えた。ところでこの教えは新約の時代にも受け継がれ、さらには再臨の時代成約時代の教えの根本でもある。

真のお父様(文鮮明先生)の教えの根本はと言えば「真の愛」に尽きるだろう!それはまず宇宙の根本である神を愛することであり、そして隣人すべてを愛することに尽きる。

半島国家コリアの南北の民が、この文鮮明先生の「真の愛」の精神と伝統を受け継ぎ、民族の欠点を克服することさえできれば、南北統一はいとも簡単に成し遂げられるに違いない。恩讐を憎むのではなく、恩讐をも赦し愛する真の愛があれば南北統一も世界の統一も不可能ではない。

 

周辺国からの期待と願い

お互いに罵り合ったり、非難しあうことは止めよう!他国や隣人、隣国に対しても真の愛で一つになることが出来れば、全世界から尊敬される民族、国家として永遠に称賛される歴史を築くことが出来るに違いない。

ことこの問題に関しては我々、周辺国に住む人間たちはこれ以上介入すことは出来ないと思う。あくまでコリアンの人々が自ら悟り、自ら選択し、自ら進んで実行して行くしかない問題でもある。

いずれにせよ、統一コリアが明確なビジョンと目的を共有して、民族国家の総力をあげて実現して行くことを望みたい。神の愛を中心に、真なる愛を中心とした統一国家の成立を我々は歓迎するし、できる限りにおいて支援し応援もしていきたいと考えているからである。

 

 

 


心の豊かさをどう育てるか!

2018-03-01 07:32:46 | 新しい希望に向けて!

すべては人間にかかっている

国の政治も経済も、世界の平和も、それがうまくいくかどうかは結局のところ人間にかかっている。なかでも人の心が肝要である。人の心が全てを決定する。そうなてくると人をどのように育てるかと言う問題が重要になってくる。

人間と言うことは、その心が肝要で、その心をどのように育んでいくかが問題です。

 

家庭教育の大切さ

人間の心が何処で育っていくかと言うと、それはまず家庭です。家庭で父母の愛や兄弟姉妹の愛、様々な隣人愛の中で愛を学んでいくのが最初です。

人が生まれてくれば、まずは母親、そして父親、さらには兄弟姉妹や祖父母、親戚、家族の隣人たちから愛を受けて育っていきます。よく胎教と言うことが大切だと言われてきましたが、母親の胎中にいるころから、実は愛情を受けて育っているのかもしれません。

 

統一思想の教育論を見ると

統一思想の教育論を見ると、人は三大祝福を完成して行く中で教育が必要になりますが、第一祝福を完成して行く中で必要とされるのが心情教育だとされています。第1祝福は個体的四位基台で心と体が一つになった人格を形成して行くことです。その時に必要なことが心の豊かさ、すなわち心情です。心情と言うのは、主体が対象に対する愛の動機のようなものだと言われます。単純に心情が豊かと言うことは愛情が豊かだと言ってもいいでしょう。

子供が成長する中でまず大切にしていかなければならないのは心情の豊かさです。別の言葉で言えば愛情が豊か、あるいは思いやりのある子どもであるとか、優しい子供、人を喜ばすことのできる子供に育っていくと言うことです。

次に第2祝福ですが、これは家庭的四位基台を形成して行くことで、家庭からさらに社会、国や世界の人々との調和を意味します。ここで求められるのが規範教育です。家庭内における親子、夫婦、兄弟姉妹の人間関係が大切です。親子の上下の関係、夫婦の横の関係、兄弟姉妹の前後の関係です。・・・ここで注意しなければならないのは上下や前後左右の人間関係は固定的な一方的な関係ではないと言うことです。統一原理では主体と対象の関係を愛と美の関係で表現しています。主体の対象に対する情的力が愛であり、対象が主体に返す状的な力が美だと教えます。しかし、主体と対象の授受作用が進めば愛にも美が美にも愛が含まれるようになると教えています。

規範教育と言うと何か儒教的な四角四面の関係を教えることのように受け止めがちですが、そうではなく、規範を育てるもととなるのもやはり、人間の心であり、愛情です。人間の心の根本に、人を思いやる心が育っていてこそ、人間関係の秩序もうまくいくのです。

無神論や非宗教的教育、あるいは儒学による四角四面の教育では本物の秩序はもたらされません。親子、夫婦、兄弟姉妹の関係もお互いがお互いを思いやる深い心情を基盤としてこそ本来の秩序がもたらされるのです。

最後は第三祝福、主管的四位基台を実現して行くための技術教育です。これもやはり、第1第2祝福を実現して行くための心情教育や規範教育の基盤の上になされるものです。例えば学校教育における教育の基盤は、読み書き算盤といった技術や知識の教育ですが、その使い方を間違えば人間社会に平和や豊かさをもたらすものではなく、却って脅威や破壊をもたらすものになってしまいます。技術を駆使し使いこなすには豊かな人間性や社会秩序を重んじる人間性が問題になってくるのです。

学校教育も問題ですが、家庭教育が全ての基盤になることがわかります。

 

家庭連合創設の目的

真のお父様が家庭連合を創設された目的もここにあると知らなければならないと思います。心情を豊かに育てる家庭基盤が実現されて行けば自ずと、社会も国も世界も平和に豊かになって行くと言うことです。

ここにメシアの真の使命があると説いたのが文鮮明先生の教えでした。本来最初のアダムが本来的な関係でエバと真の愛の家庭を築いていたら人類に破滅的な堕落や戦争などは起こりえなかったはずです。

心情の豊かさの枯渇が、人々に争いの心を生じせしめるのです。妬みや嫉みの心も心情の欠落から生じます。どんなに立派な理想論を説いても、その動機に愛情が無ければ、人を裁くものになってしまいます。

 

神様との心情関係

神様との心情関係も重要です。心情教育や規範教育の中で人々は目には見えないけれど宇宙の根本になる神様の愛を感じ取って行くことを学んでいくのです。

根本的な家庭愛の世界を自然に自ずと人々が学んでいけるような環境や、働きかけが重要です。極端な民族性や偏狭な宗教的基盤は時としてその妨げになります。人類歴史と世界を俯瞰した考えや思考がそれらの教育や運動を進める上では大切なものの見方や考え方になるでしょう。

もし愛がなければ

ですから、福音書が教えている「もし愛が無ければ・・・・」と言うコリントⅠ13章の聖句がとても大切だと言うことがわかります。

あらゆることに、その根本となる「愛」を育てることの重要さがわかります。

私たちに求められているころは、まずは私たち自身の家庭の中で子供たちや身近な家族が如何に愛情を育てる生活を大切にしているかが問われているということではないでしょうか!

 

大河ドラマ「西郷どん」に見る人の愛、家庭の愛の大切さ

大河ドラマ・・・今年は「西郷どん」です。 テレビで今描かれているのは、西郷隆盛の青年時代ですが、そこで描かれているのは青年西郷の愛情の豊かさです。家族や隣人、そして藩主や国への熱い思いです。今週の西郷どんで描かれていたのは、西郷のその愛情深さのゆえに、実家に帰り、あえて離縁を申し出る嫁の話でした。涙が出ました。

今回の大河で描かれる西郷は、維新のヒーローではあるけれども、そういう西郷の英雄的側面より人間性、あまりにも愛情ゆたかな人間としての西郷の姿かなと思われます。

西郷のその豊かさを育てたのは、その家族や地域の人々との結びつきにあったでしょう。またその両親や祖父母の愛情の豊かさであったかもしれません。

いずれにせよ、人を思いやる愛情の深さが何より大切なこと、またその愛情を育てる基盤が家庭にあることを深く思わされる番組になっています。

 

私のFPA創設に見る理解

私のFPAの創設に対する理解、HJNが目指すもの、そして本来真のお父様が創設された家庭連合が目指すべきものはこういう愛情あふれる人間性を育てる教育にあったのではと思わされています。

おそらく、だれしもそのことには異論がないだろうと思うのですが如何でしょうか!